ミニキャブの続きとハリアー納車&S2000の作業 ― 2012年09月03日 22時10分
エンジン始動、この時点で無事インジケーターは消灯しましたが
納車するのは、実際の発電状態を確認してからですので
オルタネーターの端子電圧と出力電流、バッテリー端子の電圧などを
電気負荷かけつつ、変化&復帰するかどうかも点検して修理完了です。
そして、中古車新規で希望ナンバーを取得したハリアー
納車時間までに、外装のコーティング作業をしてピカピカに!
午後からお客様自ら引き取りに来て下さり、電動バックドアやら
フロント&左サイドカメラなど装備品の使い方を説明しつつ無事引渡し
本当にキレイな車で、まだ当分乗って頂けますので
ハリアーで新たなカーライフ楽しんでくださいね、ありがとうございました!
そしてS2000の車検整備も同時進行中です
ホンダ車は50%濃度が指定ですが、濃いと流動性が落ちるので
添加剤を使い防錆能力を上げ、LLCは35%濃度で注入させて頂きました
そして不具合で聞いていた時々出ると言うクラッチの異音
原因はペダルではなく、マスターシリンダーの内部からでした
マスターシリンダーごと交換する為、フルードを抜いて作業開始
軽く漏れも出てきていましたので、良いタイミングだったかな
ペダルと繋がるプッシュロッドと、本体から伸びるネジを2箇所外します
そしてもう1点、ホンダ車に限らずマニュアルスポーツカーの
不具合としてかなりの確立で発生する、クラッチペダルブラケットも
金属疲労による割れが出る前、ついでに交換してしまいましょう
実際以前の日記にも書きましたが、壊れると大変で
強化品等入れていない、純正クラッチのアコードでも破損してますしね
マスターシリンダーを外した後、ペダルごとブラケットを取り外します。
マスターシリンダーの新品との比較、タンク内の汚れが酷いです
ブラケットからペダルを取り外し、ペダルカラーなどを入れ替えます
その後、ブラケットに付くクラッチスイッチやストッパーなどを移植
リターンスプリングとともに、ペダルを新しいブラケットに装着します
車内にブラケットを仮組みして、マスターシリンダーを取り付け
1箇所に力が掛かりすぎないよう、順番に各ナットを締め付けていき
シリンダーとブラケットが固定された後、クラッチスイッチとストッパーの
位置を調整して、交換作業は終了でございます
清掃&グリスアップの終わったブレーキと共に
クラッチラインのフルード交換&エア抜きをして作動を確認して完了
明日は残りの作業と共に、外装磨きをして明後日車検受検です。
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