MOVEの検査とトヨタVitzの継続&エンスト症状確認など2015年03月12日 22時30分

本日はこちらのヴィッツの継続でお預かりです
今日は自分が車検にも走らないといけませんので急ぎ洗浄をして

MOVEに乗って豊橋の軽自動車検査登録事務所へ
週末なので混んでいるかと思いましたが、この時期これなら御の字!

良いペースで検査も進み、この後問題なく合格して急ぎ帰社です
 
戻ってからは車検の更新ステッカーなどを貼り換えたりして
納車準備も完了、そのままお客様のもとへ納車させて頂きました

ヴィッツの作業も急いで進めます、お客様からの御依頼は
自身が購入された全長調整式で30段減衰調整な車高調サスの
突き上げるような乗り心地の悪さとと、信号待ちでのエンストとのこと

その前に気が付いた部分の修理、ご自身でガムテープで破損部分を
補修して有りましたので、形を合わせ裏固定しバンパー位置調整です

乗り心地の修正とは言え・・・装着されているのは
当社で取り扱っているオーリンズやエナペタルなどと違い
最近流行の廉価版キットで、こちらのはB社製・・・

各車種共通アブソーバーに上下のブラケットだけ各車種用をセットし
調整幅の広い減衰で適当な部分を探してくださいなスタンスの
なんちゃって車高調・・・フロントスプリングのレート(硬さ)にしても
直巻きスプリングで 5kと言う柔らかさ! ウチの軽4ミラでも 8kなのに^^;

無いものねだりしても仕方がありませんので何とかしないと…
柔らかいバネが動かないよう、変に減衰が効いて突っ張っている為
ともかくバネが動くように減衰を調整ですが…リヤは問題ないものの
ヴィッツはFショックの上部に余裕がないのに、調整用のロッドはここ!

付属の調整ダイヤルすら装着できず、結局手持ちの工具曲げて代用
減衰の調整はできましたが、ストローク不足はどうしようもないです
後は降ろして試走でどうかですが、皆様も安い変な車高調にご注意を

ここからは一般的な部分の確認と交換作業です
エアークリーナーのエレメントは走行距離的にも使用限界で交換

ブレーキは初車検らしく、問題はありませんでしたので
いつものように、バックプレートへのグリスアップと隙間の調整で

その後は新車登録時から3年間使われて
見た目でも劣化&汚れたブレーキフルードを交換いたしました

充電制御なバッテリーはまだまだ大丈夫そうですが
そろそろ、定期的な確認をしていった方が良い時期になりそうです

そしてエンスト症状の確認ですが、入力されているフォルトコードは2つ
原因となる異常部分の個別コードは入っていませんので
アイドル回転時や回転を上げた場合などの各データを確認も異常無し
でも異常コード一度消しても、アイドル不安定は入力されてしまいます

各気筒での回転差を見たり、パワーバランス機能で
1気筒ずつ点火信号をカットしながら、回転の落ち込みを見比べても
異常を感じるほどのデーターの違いはやはり出て来ません…

ダメ元でディーラーに症状の相談してみましたら…ビンゴ
何とCVTに固定される部分、エンジン側のフライホイールに相当する
ドライブプレートの重量が軽いものがあり、各気筒の脈動が抑えきれず
振動として判断したり、トルクが落ち込んでエンストすることがあるらしく
結果、クレームで対策扱いの少し重いプレートに後日交換になりました

走りを楽しむ方は、軽量フライホイールを使ったりしてでも
レスポンス良く回転を上げるようにするので、何とも辛い選択です^^;

その他エアコンクリーンフィルターを交換いたします
新しいエムリットフィルターと比較すると白さと黒さが際立ちますね

1アームワイパーのゴムなども交換して明日受験にGOです
多少は改善できた乗り心地ですが、これなら某社のTi2000な
ローダウン用バネだけのがはるかに出来が良い気がします(-_-;)

あとはこの状態をお客様が乗ってどう判断されるかですが
我慢できなければノーマルに戻されるそうで、勿体無いですね・・・

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