ネイキッド、ダイハツ定番のアレを交換します2012年07月07日 21時34分

先日エンジンチェックランプが点灯した、こちらのネイキッド

コードリーダー接続して見てみますと、定番の部品がダメでしたので
先に部品の発注をしておきましたので、本日入庫して頂き交換です

交換するのはこちらの、エキゾーストマニホールドに付く「O2センサー」
排気ガス内の酸素濃度を測っている部品で、このセンサーから送られる
電気信号を元に、コンピュータが現在の燃料噴射量の多い少ないを判断
酸素濃度が高ければ薄いと判断して、燃料噴射時間を伸ばし
酸素濃度が低ければ濃いと判断して、燃料噴射時間を縮める役目

ただこのO2センサー、構造上本体の温度が上がらないと
センサーとして働いてくれないため、内部にヒーターを装備しており
センサーを温め、始動後すぐ排気ガス内の酸素濃度を測れるようにしているのですが、センサーは丈夫でもこのヒーター部が逝ってしまうのです・・・

低温時センサーが働かないと、細かい燃調がとれないので
燃費やドライバビりティに影響が出ますので、交換いたします

交換はネジが緩むかどうかが勝負ですから
まだ少し暖かいうちに、潤滑剤をスプレーして時間を置いておきます
その後専用の工具でセンサーを緩めて交換いたします

当時は2万円以上していたセンサーですが
今は壊れる数が多いためか部品代が下がりまして
こちらのネイキッドの場合、税別ですが5200円でございます

交換後、故障コードを消してエンジン始動
チェックランプが消えたことを確認して、再度コードリーダー接続
故障コードが無くなっている事を確認して完了でございます。

故障コードはメーカーによって、偏りがありまして
トヨタ社の場合には「エアフローセンサー」が多々故障いたしますが
ダイハツの場合には、8割程がこちらの#1センサーのヒーターが逝きますね

皆様も走行中コンビネーションメーター内に
エンジンの形のオレンジ色のインジケーターが点灯したらご用心です
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