EK9シビックタイプRのパワステとメンバー交換2014年07月29日 22時49分

先日修理の依頼を頂いたEK9シビックタイプR
取りはずして現物のリビルト修理をしてもらっていた
ステアリングラックギアボックスが届きましたので、
本日車両の入庫をして頂きました、まずステアリングシャフト切り離し

サスペンションのメンバーに曲りがあるため
ギヤボックスだけでなく、メンバーも先日の写真に有った物に交換
つまりメンバーをASSYで取り外しますので、触媒などを取り外し
ロアーボールジョイントやタイロッド、パワステの油圧配管等を外して

メンバーを下からジャッキで支えて、固定ボルトを外していきます
ロアーアームやスタビライザーも付けたまま、まとめて降ろします

各部との接触に気を付けながら、ジャッキを少しずつ下げて行き
無事メンバーとギアボックスをセットで取り外す事が出来ました

ロアーアームやスタビライザーは無傷のメンバーに移植しますので
この状態で、アームなどを取り外していきますが・・・曲がった部分が!!

アレコレ使って何とか外せましたけれど、ヒドイ状態ですね
これじゃまともに足も動いていなかった気がします・・・

しかも外して分かった不具合がこんな所にも・・・
エンジンリヤマウントのゴムがすべて切れてスポっと抜けちゃいます
これじゃエンジンもまともに支える事は出来ていなかったでしょう
お客様に連絡して交換させて頂く事になりましたので作業はストップ^^;

取りあえず出来るところまで進めます、無傷のメンバーに
リビルト修理が完了したギヤボックスを装着して、補強プレートで固定

こちらが実車から取り外したメンバーのアーム取り付け部分

こっちが、今回搭載するメンバーのアーム取り付け部分
見比べると破損具合が分りますね、良い中古が有って何よりでした!

ロアーアームやスタビライザーを借り付け
明日エンジンマウントが届きましたら取り付け作業再開です


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