エリシオンの残り作業です2017年05月18日 22時57分

継続検査後にプラグ交換予定でしたし
カバーなどは外したまま受験に走って来ましたので
そのまま交換の作業に入ります、隙間は少なめですがアクセスは楽

上から見える4つのイグニッションコイルを取り外していきます

16万キロ無交換のプラグで使用されてきたイグニッションコイル・・・
それが原因かどうかは正確には言えませんけれど、この色の変化
完全に通常以上の温度域に晒されたような劣化色ですよね
現状点火は問題無くしていますので、プラグ交換で延命出来るかな

エリシオンのプラグ品番に合うPREMIUM-RXプラグがありませんので
長期使用可能なイリジウムプラグの定番、イリジウムMAXを使用です

外してあったコイルやカバーなどを元に戻しまして次の作業に移ります

それがこちら、エンジンとフレームを繋ぐゴムで振動を吸収する部品で
フロント側(エンジンに対しては左)のマウンティングと言うパーツですが
お預かりしてエンジン始動した瞬間から、ブルっと来る振動が気になり
各所確認して見つけた、音や振動の主原因となっている部分です

パーツリスト上で見れば、何処に使われているモノか分かりやすいかも

隙間から工具を入れて、、下からサポートバーで支えながら
エンジンマウンティングを取り外していきます、最後はちと知恵の輪で

これが取り外したマウンティング、真ん中がボディーに繋がり
ブラケットがエンジンに装着されており、中間のゴム部分が
エンジンから伝わる振動をボディーに伝えない様にしているのですが

繋がっているゴムの部分は完全に切れておりまして
ブラケット通じて振動もポディーに伝わっている状態・・・
そりゃ、エンジン始動時の振動を抑える事なんてできませんよね!

と言う事で、しっかりと繋がった状態の(当たり前)新品マウント装着!!

振動も音も収まりました、やはり高級車はこれでないとあきませんね!!
ジムカーナなどで使うモータースポーツ車両では、振動は度外視して
エンジンパワーをダイレクトにミッション、ドライブシャフト等に伝える為
ゴム自体の硬度を上げるどころかウレタンやアルミリジット品も使ったり
やはり車の寿命的には良いと言えない事をあえてしているんですよ^^;

さて、話がそれましたので残りの作業を進めます
タイヤや室内など残っていたクリーンアップを進めて行きます

これですべての作業は完了、いろいろと変化は感じて頂けるかと
Y様この度は当社への入庫&依頼、本当にありがとうございました

そして常連のM様のグランドハイエースも継続合格して帰社
同じく残りのタイヤなどクリーンアップを行いまして作業完了です
M様いつもありがとうございます、まだまだ大切に乗ってあげて下さい!



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