ヴェルファイアの車高調取り付け作業、東京からESSE来店2017年04月12日 23時08分

本日はこちらのヴェルファイアに、HKSの車高調取り付け作業です
何せ納車から数週間のピカピカな個体ですので、保護はしっかりと!!

何せ大きなヴェルファイアですので、隣のN360が超小っちゃく見えます!!
同じ"自動車"と言うカテゴリーではありますが、特徴はそれぞれですね

20系ですとカウルトップなどいろいろ外さないといけませんでしたが
狭いながらも、何とか手が入る仕様になったのはありがたいかもです
え・・・見えませんか、そうですよね~エアークリーナの蓋外さないと

ここに隠れているネジは見え辛いかもです。
しかも場所が場所ですので、アクセスする為の工具も選択しないと!

こちらがHKSの S-styleLな車高調キット、全長を変えられる仕様
横Gにも強い、減衰力30段調整の倒立アブソーバーを備えております

取り外したフロントアブソーバーと交換して組み付けます

お客様と相談して決めた車高になるように、しっかりと巻き上げ長や
プリロード位置確認して、ショックアブソーバーの長さ調整して行きます
外していた各パーツを元通りに組み付けて、フロント側は完成です

続いてリヤ側の分解をして行きます、こちらも下からジャッキで支えて
同じように保護フィルム使用して、傷つかない様にして作業開始

スタビライザーやブレーキホースなどを順番に取り外して
ロアーアームを下げてスプリングを取り外していきます

リヤ側もスプリングアジャスターの長さを調整しておきまして

リヤスプリングに装着するロアースプリングシートの回り止めをカットし
スプリング下端のバネ端に位置を合わせ、スプリングにロアシート装着

スプリングアジャスターをアッパーに取り付けてから
バネのロアーシートを組んだスプリングをアジャスターにセットして
ロアーアームを持ち上げて組み付けて、そして疑似1Gで締め付けです

リヤ側のアブソーバーは調整の分がこちらに装着されています
付属のワッシャーを奥に噛ませて下端のネジを規定トルクで固定します

左側も同じように作業して、最後にスタビライザーブラケットのネジを
アームの固定穴に通して、固定用のナットでしっかりと締め付け
前後のタイヤを装着して規定トルクでクリップナットを締め付けて

サスペンションを落ち着けた後にまず各部のアライメント数値を確認
今回はホイールに傷が付くのは・・・との事で今迄の機種でチェック

キャンバー値は水平の出るアライメントリフトにセットして
キャンバーゲージをホイールに合わせて数値の確認を致します

こちらが心配していたリヤ側の
30系のヴェルファイアは、20系とサスペンションが変わった為
ローダウンすると、ネガティブキャンバー側にタイヤが寝てしまい
内減りする可能性があるので、お客様と相談した通りのダウン量で
ギリ2度以内の数値で収まっていますが、これ以上落とすとアライメント
の数値合わせるため、アームなどの交換が必要になって来ますね

フロントタイヤはとても良い感じの数字になっています
これでしたら内減りやステアリングが落ち着かない等の影響はなさそう

ズレが出ているフロント側のトーのみ微調整、片側20分位かな・・・で

反対側のホイールにセットしたミラーで戻って来たレーザー光を
プレートに写して、ゲージ部を動かし真ん中に収まった所を読みます
再度確認してみましたら、びったしカンカン!! トーもバッチリ!

早速試運転、ダンパーの段数を調整しながらこんなもんかな・・・で
フロント/-50mm リヤ/-40mm で、良い感じの高さになりましたし
ここまで下げても、ガツンガツンとした当たりの強さも無く動きますし
費用的にも総額で、定価以下で済みますからコスパも良いです!

近々20インチに交換されるとの事ですが、見た目も良さそうですから
このキャンバー値でリヤタイヤの内側摩耗も抑えてくれると良いですが
もしも内側摩耗が酷かったらアームの交換を提案させて頂きます

夕方、以前ジムカーナD車両の隼で、S君とWエントリーをしていた
現在東京在住のO君が里帰りでご来店、ミッションオイルの交換依頼
して頂きましたので作業させて頂きます、実はこちらのESSE 5MTです!

トランスミッションから古くなったミッションオイルを抜き
ドレーンを締めてから、PENNZOILのシンセティックギア75W-90を注入
その後9時過ぎまで募る話しをしてましたが、モータースポーツには
なかなか戻るのは難しそうと事・・・また一緒に走れると良いのですが

O君ありがとうです、またこっち来た時には気軽に寄って下さいね!

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