本日は昨日のコペン続き作業です
まずエンジンオイルの交換、無論ドレーンのガスケットも交換します
当社ではNAのジムカーナ車両も御用達の
PENNZOIL MG 5W-30 を注入させて頂きました
続いてはトランスミッションのオイル交換、古いオイルを抜きまして
新たに注入させて頂くギヤオイルには、お客様のご希望で
高性能レーシングギヤオイルNUTEC NC70を使用させて頂きました
フロントパッドの状態確認、ローターに対してパッド接触面が大きく
上下の摩擦材部分が捲れていましたので、その部分を削り落とし
接触面も整えてから、キャリアとの摺動部にグリスを塗り取り付け
リヤブレーキは予想通り交換時期
ホイルシリンダー内もキレイにしておきます
傷をつけないよう専用のSSTを使い、カップキットを交換して
ピストンを元通り、ホイルシリンダーに組み込みます
バックプレートへのグリスアップをした後に
ブレーキシューを元通りにして、隙間調整後ドラム取り付けです
こちらもお客様ご持参のブレーキフルード、何と青色ですよ!
見方によってはウォッシャー液とかLLCと間違えてしまいそうです^^;
リザーブタンクにリバーバーをセットして
エア抜き&フルード入れ替え交換をすればブレーキは完了です
次はダイハツ定番のこちら、ロアーアームのボールジョイントブーツ
こちらのコペンもこんなひび割れが発生していますので交換依頼
ナックルとロアーアームを切り離してブーツを取り、ジョイント確認OK
左右共に同じ状態ですので、同時に作業をして行きます
グリスを詰めたブーツをジョイントにはめ込んだ後
ナックルと接続、ロックナットで固定してコッタピンを入れれば完成
こちらもお客様からのご依頼事項
フロントバンパーを外したついでに!? と、お願いされた
エアコンコンデンサーのフィン目立てです。
お客様持参で専用のプライヤ用意してくれましたが
やはり慣れたドライバーと木べらが一番、既にインタークーラーは完了
でもこの数・・・なかなかに根気が要りますねぇ(^_^;)
取りあえずこんな感じで出来る範囲の修正は完了
フィン起こして色が剥がれる部分も出るので、軽く塗装して完成
その後フロントバンパーを装着すれば、見た目結構マシになったかと
タイヤ装着して規定トルクで締め付け着地
エンジン上化粧カバーを取り付けて、作業はほぼ終了です
仕上げに各部の確認、電動ルーフに2つと、イモビライザーに1つ
異常コードが入っていましたが、2つは電源系なので電圧低下が原因!?
記録後異常コードを消去し
再確認しましたら再現はしませんので現状は問題無い模様です
暖機しながら各部のデーターも確認します
ISCバルブのデューティー比10%と、一般的な数値の半分以下
スロットルボディー洗浄の効果が出て、上に余裕が出ていますね!
エンジンを停止して暫く放置(15分以上)した後
キーーオフ状態で流れている暗電流の確認、27mAで問題無し
バッテリーはテスター上注意ゾーンでしたので
今後、1年以内には交換された方が良さそうですよ♪
ワックスはしなくても良いとの事でしたが
明日は雨の中での継続検査ですし、エンジンカムカバー洗浄した時
飛び散ったオイル汚れが有りましたので、ポリッシャーでボンネットと
フロントフェンダーのみですが磨き、コート剤は車体全部処理しました
明日受検に行って合格すれば、依頼された作業は全て完了です
M様、完成までもう少しお待ちくださいね!
最近のコメント