ハイゼットカーゴの初回車検とキャリー残り作業 ― 2013年09月19日 22時35分
まずはスチームウォッシャーで車体下部&室内を洗浄いたします
エンジンルーム内も、巻き上げた砂埃で真っ茶に染まっています
各部のチェックがし易い様、こちらも合わせてキレイにさせて頂きます
洗浄後は乾燥を兼ねて、試走し異音などを確認してリフトアップ
エンジン回りのチェック、エアークリーナーは
洗浄前のエンジンルームと同じ色に染まっています・・・(^_^;)
こちらは新しいエアークリーナーエレメントに交換させて頂きました
現在27000km手前、通常プラグの使用限度は遥かに超えております
距離を乗られるお客様には最適な、点火性能UPと共に長寿命を
両立出来てしまうイリジウムプラグを装着させて頂きます
ランニングコスト的にもこちらの方がお得になりますしね♪
ブレーキは前後共に問題無し、隙間調整とグリスアップをしてOK
ダイハツ車はドラムとハブとの接触面の精度が良過ぎて
こちらの部分が錆びると、ドラム(ホイールも同じく)が抜けなくなるので
錆を落として、ドラム&ホイール装着部に固着防止のスプレーをします
ドラムも付きましたのでブレーキライン内のフルード交換
以前の書いたように、フルードはオイルではありませんので
吸湿性が高く性能劣化が早いので、車検毎の交換が必要なのです
冷却水には、錆止めを注入してワイパーゴムの交換
受検前の仕上げに、細かい傷消し磨きをしてコート剤保護です
◆
こちらは本日車検に行ってきたキャリートラック
納車する前に最後の異常コード確認の為スキャンツール接続
こちらは問題無しでしたので、昨日テスターで「要交換」のバッテリーを!
新しい物に交換いたします
OBDコネクターにバックアップ用の電源を接続して
内部のメモリーやECU(コンピュータ)の学習が消えないようにして作業
そしてキャリートラックでは、かなりの確率で逝ってしまう
エアコンファンスイッチ、ヒーターコントロールワイヤーを外して
パネルを手前に引出し、スイッチを取り外して中を見てみますと
スライドスイッチ部に塗られている白グリスが、緑青錆で染まってます
スライド部を研磨してグリス入れ替えもアリなのですが、心配なのと
交換すれば不良が出るまで、約6-8年は持ちますので交換の方向で
パネルに新しいスイッチを装着して、ワイヤーを戻しつつ
スイッチ裏のコネクターを接続し、ブロアの作動確認をしてOKです
後はパネルを元の位置に装着して前部カバーを戻せば完成
室内の汚れもすべてキレイにいたしまして、本日納車させて頂きます
車検には合格しても、エアコンがまともに動かないままでは
乗っててもストレスになりますし、これで快適に使って頂けますね♪

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