本日はキャラバンのオイル&エレメント交換ご来店から
今回も1万キロ使用して頂きましたが、やはり丈夫なオイルで
Wさんの使い方でしたら、全く問題ない交換サイクルと言えます
そんな事で今回も、エレメントセットでPENNZOIL 使用させて頂きました
さて・・・バラした迄は良いけど、ピストンが無かったS2000
サイドブレーキ用のカムレバー入口まで錆びているのでは
この状態もやむ無しなのかもです、どこかの駐車場で浸水したのかな
リヤキャリパーピストンが届きましたので組み付け作業開始です
状態がともかく酷いのは左側でしたが、右も虫食い出て来てましたので
折角なので左右2つともピストンは新品にさせて頂きます
頑張って磨き込みましたが、キャリパーシール上部の
支え部分は結構ガタガタになって来ていますので次回固着したら
もうキャリパーをASSYで交換した方が良いかもしれません
実は、毎車検でキャリパーO/Hしていれば、錆の発生抑えられて
ずっと使える代わりに、工賃は2年毎高くなりますし難しいですね
まずパーキングブレーキのカム部を組み付けてから
下に装着されるベースのピストンと、アジャスター部を組み付け
その後通常のキャリパーシールを組み付け、ピストン装着と言う流れ
前回も書きましたが、このアジャスターのバネを抑えるナット型SSTが
1つしかないので、どうしても片側ずつの作業になってしまいますが
右側はキャリパー部だけでなく、パーキングカムのメカ部分も
浸水した形跡はなく、通常+磨き程度の状態でしたので良かったです
左右ともキャリパー組み立て完了、レバーを手で動かして
アジャスターに押されてピストンが出て来るかも確認してから
車両側に組み付けて行きます、これでまた8年位は大丈夫かな
でもこんなペースでブレーキが固着する車両も少ないのですがね
何にしても4輪ディスク車で固着するのは、左側が定番なので
なにかしらの原因が使用過程である気がしています・・・(^_^;)
こちらのS2000の場合は走行距離も23万キロ程なので
乗られた距離と使い方なりの傷みはあるのでしょうけど、
ブレーキフルードの黒さから劣化状態も進んでいるのは一目瞭然
そんな事で、仕上げは当然ながらブレーキ&クラッチのフルード交換
ブレーキは中に入ったエアーを押し出して、ライン内を液で満たし
クラッチも同様に汚れや水分含んだフルードは全部交換!!
交換後は、リザーブタンク内の下までスッキリ透き通りました
クラッチ側なんて別物のようにキレイです、これで安心ですね!!
続きましてはガタの出ていたフロントロアーボールジョイント
左右共に交換させて頂きます、中のグリスの色も・・・(;´Д`A ```
左右共に新しいロアーボールジョイントに交換完了
ガタもなくしっかりしてますので足元のカッチリ感も増すと思います
忘れちゃいけないエアコンクリーンフィルター
S2000の場合装着されていない車両も多いのですが
装着される場所がカウルトップ下なので、トンデモない程汚れます!!
ライト周りの確認をして仕上げの磨き作業ですが
元々オーナー様に日々キレイにされている個体なんですけれど
ポリッシャー使って磨けばやはり艶は一段階アップ、コート剤保護で
さらに磨いた塗面の保護をして、これで無事明日の受験に臨めます
本日受験に走ってきたハイゼットトラック、無事合格しまして帰社
残りのクリーンアップをしてお客様の元へ納車です、S様急なお願いに
快く預かり作業させて頂き、この度は本当にありがとうございました!!
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