今度は、登録から21年経過したキャンター、燃料漏れも!2012年06月14日 15時08分

今日は、当社を常に気をかけて頂いている方からの依頼
昨年買ったトラックの面倒を見てくれとの事で、車検の引き取り

回送して来ましたのはこちらの三菱キャンタートラック
初年度が平成3年の登録でしたので、21年使われている車でした!!

整備前の下部洗車・・・と移動させると、乗ってきて止めた場所に
こんな濡れた跡が残っていまして、臭いをかぐと独特の・・・そう燃料です!
まぁ軽油ですので、急に着火する事はありませんが車検的には無論NG!!

場所を確認すると、この時代のキャンター定番箇所になりそうな
燃料噴射ポンプの「プライミングポンプ」劣化でしたので、部品を発注
エンジンオイルやブレーキフルード、クラッチフルードなどを交換
特にクラッチフルードは真っ黒で、交換後はシフトフィールも良くなりました
ジムカーナでもブレーキフルードの半分位の交換サイクルですので
普段気にされていない皆様には、ぜひ交換をお勧めしておきます

後エアークリーナーはこんな状態で、
黒煙の発生量も増えますので、交換させていただきました

車検整備作業は完了しましたが部品が未着のため当日は終了
翌日になり、到着したポンプの交換に取り掛かります。

アチコチ取り外しても、写真のように狭い為まともに工具が入らず
専用工具が無かったので、バイスプライヤーで挟みバールで回してみたり
某お助け人の方と苦労して取り外し、何とか交換完了しました・・・(汗)

交換後は、燃料ライン上に入ってしまうエアーを抜くための作業と
こぼれたり垂れてしまった燃料を、クリーナーで洗浄してエンジンを始動
漏れ確認して完了でございます(しかし軽油は洗い難い上に臭いですね)
まだまだ現役で走っている数の多い車両ですし、今後増えると思われる
故障ですので、早速専用工具注文しました(現在は入手住み・爆)

日曜日と月曜日は自治会の研修視察がありますので
月曜日に受検して当日納車してもらえるように、仕上げまで済ませて完了!
K様、いつもありがとうございます。これでまだまだ戦える車になりました!
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