オイル切れハイゼット、MOVEお預かり、バネットの続き作業2021年06月29日 23時16分

本日はオイル切れで入庫のハイゼットからスタート
こちらは今まで乗られていた方から別の方に担当が移った車両
今迄の方は指定距離になるとちゃんと交換にして下さってたのですが
現在担当の方は、指定距離は180000kmでしたが、現在はこの距離
元々近距離での使用が多いシビアコンディション車なので
7000km程にしていた距離を5000km超過と言う事で、12000km使われて
"オイルが減ってきたから来た"と、オイルプレッシャーランプを指さし💦

これが点灯した時には既に油圧がかからなくなった状態
つまりオイルがポンプで汲み上げられない程減っている事を意味します
実際来られた時にはエンジンから聞こえてはいけない打刻音が

オイル交換しても抜けてきたのは500ccにも満たない量(規定量 3.4L)
車の寿命は車やメーカーではなく、ユーザーの方が決めるものです
使い方次第で55万キロ乗れる個体もあれば、18万キロ程度で
オイル消費してしまう個体もあります、オイル交換さえしていれば…
今後はもう少しこの指定距離に目配りして頂きたいですね

本日車検前点検整備でお預かりはMOVEのカスタムです

洗浄からリフトアップして点検、初検査と言う事で問題はございません

使用に際し問題が出てく部分を先に保護施工しておきます
まずはホイールのセンターを出すハブ部分、錆びを削り落として

モリブデンショットで、ハブ接合部の固着防止させて頂きました

リヤブレーキはいつものメンテナンスで仕上げて
同じくハブの固着防止施工の後で、前後シリンダーから
新車から3年間使用したブレーキフルードの交換をしてタイヤ装着

エンジンもエアークリーナーの清掃やベルトの点検をして
ワイパーブレードゴムの交換やライト周りの点灯確認をしまして

3年間使用されたエアコンクリーンフィルターの交換とセットで

ダイハツが力を入れている、抗菌坑カビ用ユニット
ダイハツ。エアーPLUSを装着してエバポレーター等の保護施工

取付場所はこちらの部分、メクラブタを取り外して装着します
これで室内の環境も通常より守られるそうですので良い商品ですね

明日は検査の後で、コーティング屋さんにお渡しして
1年に1度のコーティングメンテナンスもあるのですが、キズ消しは別
この車両もボンバー下に擦れ痕がありましたのでポリッシャーで磨いて

下地を作ったうえでコーティング屋さんに渡して再コートして頂きます!

今回は同時進行で部品の入ったバネットも作業進めています
まずブレーキカップキットの交換前に、シリンダー内部をホーニングして

ホイールシリンダーのピストンも付着物などをキレイにしてから

新しいカップキットを組み付けて、ホイールシリンダーに収め
その後ブレーキシューとスプリングを組付けて行きます

これを左右行い、ドラム&ハブを組み付けてから

ブレーキフルードの交換と共に、リヤブレーキO/Hで入った
エアーも押し出してしっかりエア抜き作業をして行きます

続いてクラッチの作動用フルートも交換
レリーズシリンダーのブリーダーから汚れたフルードが
キレイになるまでしっかり交換して作動量が増えり動きが良くなり
ピボットなどから音が出る事があるので、こちらにグリスアップして完了

バネットは午後からの検査ですので、残りは明日行います

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