アコードユーロR、ホイルベアリング&リヤブレーキ交換 ― 2012年06月01日 21時01分
先日クラッチ交換時にハブベアリングのガタが発覚したアコード君
部品が揃ったので、本日入庫していただきました。
ショートストロークのサスペンションが付いている為
コレだけしかサスが伸びないのでリフトアップしてもすぐタイヤが浮きます
個人でのタイヤ交換もちょっとジャッキ上げれば、タイヤ外せて良いです(笑)
タイヤを外して、キャリパー、パッド&キャリア、ABSセンサー&クランプ
ブレーキホースクランプ等を外して、ディスクローターを外すとハブが出現
ナックルを外す前に、ハブだけスライディングハンマーで引き抜きますが
焼けと錆でこびり付きウチのハンマーでは打撃足りず、ビクっともしません!
そこで仲間の自動車屋さん回ると、3.2kgロングハンマー持ってる拠点が!!
「貸して!!!」とお願いして、借りてきたハンマーで早速TRY!!
まー君ありがとうね!!、お蔭様で本当に助かりましたわ!!
次はこちらのバックプレートを外しますが
ネジは当然カチカチ・・・ショックドライバー使用して無事クリア
その後は、ステアリングタイロッドエンド、アッパー
&ロアーボールジョイントを切り離し、ナックルを取り外します
いよいよプレス作業です、表のスナップリングを外して
裏のダストガードを取り外し、治具をセットしてプレスで押します
が・・・・やはり固い!!!、プレスの圧力メーター見ながら
一瞬"押す方向間違えたか?"と思うほど行った所でバキン!な音と共に
この錆具合じゃ・・・確かに固いのも納得です。
ナックルの内側の錆をキレイに整えて、新品ベアリングの圧入
形状的に真っ直ぐ押し込むのが難しかったですが、色々な治具を組合わせ
なんとか定位置まで素直にベアリングの圧入できました
スナップリングと、バックプレートを忘れずに取付けます
その後圧入するハブで内側インナーレースが押し出されないように
下部の治具位置を変更して、ハブをベアリングに対して真っ直ぐ圧入します
ここまで組めれば、後は車両に取付です。
ドライブシャフトを通しつつ、アッパー&ロアーボールジョイントを接続
タイロッド、ディスクローター、ブレーキホースやセンサー等も戻します
全て組み込めました、最後にアライメントをチェックして完了です
次はジムカーナ車両としては定番な、リヤディスクの交換です
一般の車のようにパッドだけの交換ではなく、外車同様ローターも交換
というのもこのパッド、摩擦係数が純正パッドの2-3倍ありますので
ローターに対する攻撃性が高く、パッド無くなる頃にはローターもギザギザ
オイラがAW11で使い始めた頃と思うと、タイヤのグリップも上がりまして
その度に何度も材質変更を受けて、今じゃトンデモな効き味になってます
飛び出しているピストンを、専用工具で時計回りに回して
一番奥まで戻していきますが、この時点で固ければO/H必要ですよ!
こちらのアコードはスルスルと回り、奥まで戻りましたので
パッド裏の突起に、十字の切り欠きを合わせて納めていきます
ローターを取付け、パッドキャリア&ディスクパッド
キャリパーの順に元に戻していきます、新品同士は良いですねぇ♪
試運転しつつサイドをチョン引きしつつパッドのアタリを出して完了です
今回交換させて頂いたパーツの数々です。
凹みに落として逝ってしまったフロントベアリングが余分でしたね・・・
オイル漏れがひどくなっているスーパーオーリンズのショックアブソーバも
早く修理して、更に安心してサーキット&ジムカーナ走れるようにしましょう!
そんな中、当社スーパー助っ人のW君が
本日お休みと言うことで趣味の釣りに行ったら、えらく大漁だったと
鯖を分けてくれましたが・・2時間でこの数は凄いね、ありがとうございます
まとめて煮付けて、おいしく頂きました!
+本日は、ペットの雅ちゃんと神楽ちゃんが3種(7種)混合ワクチンの日
車に乗るなりこりゃヤバイということを悟ったらしく、ガオン!ガオン!喚くも
奥様に連れられて、W動物病院へ連れて行かれて接種完了(笑)
接種した日はイマイチ調子が良くないみたいで
とっても大人しい雅ちゃんを見ることが出来ましたが・・・
まっ、コレで一先ず大丈夫だから、又来年までは安心していいからね
パレットとPOLOと、ミゼットと・・・ ― 2012年06月02日 22時34分
まずは先日ご注文頂いた、スズキパレットのタイヤ交換です
スズキのディスクブレーキ車は、茶色のパッドダストが付きやすく
こちらのパレットも、写真のように汚れが付いていましたので
クリーナーとブラシでキレイに落としておきました(無論サービス♪)
今回は安いアジアンタイヤではなく、ブリジストンのPZ-XCを装着!
チョット高いですけれど、低燃費&ふらつき&偏磨耗防止にはオススメですよ
オマケのタイヤカフェ、マグカップは気に入っていただけましたでしょうか♪
そしてこちらも以前に注文を受けていた、シートカバーがやっと入荷
サイドエアバック対応な、純正レザーシート仕様な品です(値打ち品ですが)
そして、時間は随分掛かってしまいましたけれど
ダイハツミゼットのドラムとブレーキシューが、やっと依頼した作業完了して
ウチに届いたので、ドラムの組み付け作業を進めていきます。
貼り替え・・・を頼んだのですが、コチラのブレーキシュー
とても特異な構造になっていて、本来ライニングが貼り付けてある
縦板に対角に取り付くベースが無く、縦板から骨状のハシゴが出ていて
ライニングはそこにはまり込む形で取り付けられているため貼り替え不可!
それでも、長時間電熱器で加熱し、染込んだブレーキフルードを抜き
その後ブレーキクリーナー系の揮発性クリーナーにどぶ付けして数日・・・
ライニングからフルードが抜けた後、表面を研磨して仕上げてあります
随分苦労しつつ仕上げてくれましたので、
こちらもそのまま取り付けるわけには行きません!!
縦板の錆をしっかり落として、長く使えるように仕上げていきます
錆を磨き落とした後は、耐熱塗料で縦板を塗って、仕上げてます
リターンスプリングは錆をワイヤーブラシで落として
ブレーキシューを装着、シューのホールドダウンスプリングは
無事新品が見つかりましたので、そちらを使ってブレーキを組み上げます
そして、来社時にポッキリと折れていた
ホイールを取り付けるクリップボルトの原因になった構造も
研磨時に同じく作業してもらいましたので、まずその原因の説明をば!!
元々ホイールは、ドラムorディスクなどのハブ接触面に
しっかりくっついた状態で、ナットで締められているのですが
このミゼットの場合、元々使われていた合わせタイプのホイールではなく
現在の車に使う、一体整形品が装着されていた為
ドラムのハブ径よりも、ホイール中心の穴のが小さく、ホイール自体が
ハブに乗っかり浮いた状態のまま、ナットで締め付けられていた為
ボルトに過度な反力がかかり折れた!と言う図式になっていた様でしたので
ホイールの中心穴と、ドラムハブ系が関係なくなるように
ハブにぴったりはめ込めるように、装着出来る厚みのスペーサー内径に
合わせて、ハブ自体を削ってもらい隙間無くピッチリ製作してもらいました!
+、元々のボルトは打抜いて、今度からはアルミホイール付けても
簡単に折れないボルト径にしてもらいつつ、外部は全てサンドブラスト処理
内側のライニング接触面は、しっかりと研磨して歪みを修正しました。
そんなこんなで、久しぶりにドラムが装着できました
ヘッドライトのリレー&スイッチ配線などが全く進んでいないので
まだまだ時間は掛かりますが、少しずつ進行してますので
宮じい様、まだまだ気長にお待ちくださいね(笑)
PS:
土曜日のブログを、実は火曜日に書いている罠・・・
昨日&今日の分の日記は、いつ書くことになるやら(笑)
まだまだ現役の昭和62年製ライトエース ― 2012年06月04日 16時45分
常に使われていながらも、昭和生まれという事で本当の意味でエコな状態
それなのに、重量税や自動車税は満額(増額)請求されると言う
日本の自動車に対する税金の不条理さ・・・
物を大切に使うなんて言うのは、自分達が子供の頃から言われ続け
今でもそう教えているのに、官僚には本来のエコを考えて欲しいもんです
話がズレましたが、このライトエースは昭和の生まれです
お客様も丁寧に使われていますし、車庫保管されていますから
外装も程度が良くて、磨けばピカピカでございます。
乗られる距離が少ないのもありますが
今回もオイルとワイパーの交換くらいで、
車検だからと、まとめてお金かかることも少なくなりましたが
"調整がいっぱいで、そろそろ滑りそうだから気をつけて"と伝え続けた
クラッチもまだ元気で、今回車検中もしっかり繋がっておりました(笑)
バッテリーがそろそろ危険ゾーンに入ってきていましたが
今の使い方でしたら、次回の車検時で大丈夫かと思われます
O様、今年もありがとうございました!!
消毒専用のハイゼットトラックの車検 ― 2012年06月05日 17時04分
登録から14年経過した、ハイゼットトラックの車検でございます
元々は普通に使われていたのですが
古くなったのを機に、温室等での消毒専用に使われている車で
温室から温室への移動がメインなので、一回に乗る距離の少ない
俗に言う「シビアコンディション」な使用環境にある車両です
普通近距離が多いと、真っ黒くなるはずのプラグですが
逆に白っぽいくらいなので、焼けすぎている状態です・・・原因は??
まず1つ1つチェックしていきます
現在の距離は79700km程でしたので、年式の割りに少なめ
普段はガソリンスタンドでエンジンオイルの交換をされています
次回の交換までは、まだまだ余裕があるみたいでしたが・・・
状態は真っ黒でシャビシャビ・・・量も1.5L以上足りない状態でしたので
オイルが下がり、エンジン内部でオイルが燃えているのは間違いなし!!
減るのも考慮して、2リットルほどエンジンオイルを補充しておきました
使用したのは、シーリング性能の良いタイプですが
これだけ減るようになってしまっていると、気休め程度かもですね
プラグ焼けは、汚れまくったキャブレターの不調が原因のようでしたので
内部をコンディショナーで洗浄して、渋かったリンクの動きも修正
始動直後の調子は完全には戻りませんでしたけど、
絶えずボッボッって息ついていたエンジンが、多少は元気になりました!
しかし荷台の錆び具合は、凄いですね
納車すれば又消毒用のタンク積んでしまうので関係ないのですが
消毒薬の攻撃性・・・恐るべしです(汗)
その他は大きな問題もなく、車検も無事合格
K様、ご依頼ありがとうございました。
オイルの量だけには注意して乗ってくださいね
詳細は内緒ですが、2年目のハイゼットの車検 ― 2012年06月06日 17時30分

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