コペンの作業その1&夜は自治会の監査会です2014年03月11日 22時57分

本日からコペンの作業開始です
ご依頼事項のエアークリーナー洗浄のためバンパー取り外しからの

こちらのK&N社製エアーフィルターですが、既に真っ黒な上に
凹部にはゴミがかなり詰まっている状態ですので取り外しまして

専用の洗浄液を噴き、フィルターに染みこませては
内側から水道水を勢い良くかけて、汚れを溶かし出しを繰り返し

黒からコットンの色に戻りキレイになったフィルターを
この季節でしたら日干しでも大丈夫なので、乾くまで暫く放置です

次の依頼は冷却水の交換ですが、ラジエターキャップ外してみたら
なんと、中央部分のバルブが無くなっています(滝汗)
おそらくラジエターのアッパータンク内にあると思われますが
取り出す所か見つける事も出来ず、このまま作業続ける事にしますが
ラジエターキャップをもう2年前に交換してあればと・・・

お客様が持ち込まれた冷却水は原液のまま使用するタイプで
他のクーラントと混ざらない方が良いタイプでしたので
ラジエターやエンジンから冷却水抜いた後、更にライン洗浄する為
ヒーターホースを抜いて、パイプ側に水道のホースを差し込みまして
そのまま水道水を流し込み、抜いたヒーターホースやドレーン
ラジエターのキャップ部から残りの水を押し出していきます
水の色がキレイになったら、次の作業です

次はライン内の水道水を出来る限り抜きとる必要がありますので
ラジエターやヒーターパイプ部などから高圧エアーを吹き込み
水が出て来なくなるまで待って、その後ドレーンやホースを取り付け

ラジエターにリザーバータンクをセットして
こちらの原液使用タイプのロングライフクーラントを注入します!

LLC注入しながらエンジン始動、タンク内にエアーが抜けて来るので
無くならない様にLLCを足していきますが、4リットルで丁度良さげ

破損していたキャップと新品のキャップ
真ん中の負圧バルブが無いのが分るかと思います
予定外でしたが、これでは仕方ないので交換させて頂きますね

エンジンの暖気後冷却ラインのエア抜きを兼ねつつ
こちらもご依頼の、WAKO'SのRECS点滴洗浄処理をさせて頂きました

点滴終了後はRECS点滴器を取り外し
外していたホースを元に戻して、エンジンを再度始動し
サージタンクなど各部に残ったRECS洗浄液を燃やし尽くします
その後冷却水のリザーバーを外しキャップを取り付け次の作業

RECSはサージタンク部に点滴する為、位置的に落ちない部分
サージタンク前のスロットルボディー内のカーボン汚れ落としです
インテークパイプを取り外しますと、ご覧のような汚れ具合です・・・

右下に見える□の穴がアイドル回転などをコントロールする
ISCVのバイパス部分、この部分をメインにスロットルバルブ含め
専用の洗浄剤でカーボンを溶かして、キレイにして行きます

仕上げは継続的洗浄の意味で、燃料タンク内へ
NUTECのNC220と言う特殊な洗浄剤を添加注入させて頂きました

色々作業している間に乾いたフィルターに
こちらのK&N純正フィルター用オイルをスプレーして
コットンの隙間を抜ける微細なゴミを吸着するようにします

毛細管現象でフィルター全面にオイルが染み込みましたらOK
フィルターを取り付けますが、他作業の為バンパーは外したまま

この時点で、2枚目の写真と比較して頂ければ分かりますが
インタークーラー部のフィンは修正の目立てをしてありますよ!

続いては一番怪しいガスケットを交換する為
カムカバーを取り外します、中の状態はキレイでしたので
以前のオーナー様もオイル交換は定期的にされていたようですよ

ガスケットを交換しますが、柔軟性は残っていましたので
これはもしかしたら、以前エンジンオイル交換された場所で
オイル入れた時派手に吹きこぼれさせた可能性も出てきましたね

カムカバーを組む前に、カム前後の別パーツとの合わせ接触面に
シールパッキンを塗り込み、隙間からオイルが漏れるのを防止後
カムカバーをシリンダーヘッドに載せて、元通りに固定します

続いてはスパークプラグの交換ですが
こちらもご依頼通り、PremiumRXプラグに交換させて頂きます

この独特の小さく取り付けられた接地電極が、RXの証です
プラグ交換後、外していたインテークパイプなども元に戻します

気になると言われていたマフラーの位置も調整しました
接続部を緩めて、角度を調整して締め付け、吊ゴム位置で左右調整

本日はここまでで一旦終了、自治会の監査会へ行ってきました
自治会の決算も、奉賛会の収支報告も監査を無事に通りまして
後は16日の総会を残すのみになってまいりました!
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