スズキキャリーの初回車検と、ラシーンのトラブルお預り2014年12月01日 22時02分

今日も朝から雨が・・・そんな中コチラのキャリートラックお預り

高圧洗車で各部しっかりと洗浄してリフトアップ
さすがに登録2年目の低走行車・・・問題点は無しですね

とは言え24か月定期点検項目はしっかり見て行きます
ブレーキもバックプレートのグリスが乾いてきた位で、摩耗も無し
漏れも固着も無く、清掃やグリスアップ位でOKですね

とは言えブレーキフルードは、烏龍茶カラーになっておりますので
いつものように、ライン内のフルードを定期交換させて頂きます

いつものようにブレーキマスターにリザーバーセットして
4輪の各シリンダーから、古いフルードを押し出して交換いたします
下回りのアクスルも錆は出ていないほどキレイですし
ワイパー交換してタイヤ付けて接地、その後ホントは毎度の
ボディー磨きと行きたいところですが、ボディーが乾かず・・・明日に延期

そんなキャリーと同時進行で、昨夜エンジン不調でお預りしたラシーン
症状としてはアイドリングも加速も不安定で振動がブルブルと大きく
排気ガスからは当然ながら、黒いススがバスバスと出てきます

1気筒分死んでいるような印象ですが
プラグコード外しながら確認しても、そう言う訳でもなく
診断機で診てもフォルトコードは何も入っていない状態でした


調子が良くなったり悪くなったりを繰り返しますが
バスバス言い出すと、排気管からはこんな感じでススが排出(汗)

となれば、症状的には各社でも定番のあの箇所っぽいのですが
この車両のエンジンの場合、その部品が結構高いので
確実に悪いと言う診断を下さないと、危険ですのでG-SCAN接続して
データー画面をにらめっこ、AACバルブ100%はありえんですが・・・

まだはっきりしないので、さらに詳細に1画面で表示して確認しましたら
おおっ、回転数の上下幅は少ないはずなのに、エアフロ電圧の幅が!!

更に表示項目絞って、グラフでリアルタイムで監視・・・も
なぜか調子の悪さはなりを潜めてしまい、グラフも安定(^_^;)
これでは仕方ないのでこのまま暫く放置しておきましたら・・・出ました!

調子が悪くなった途端、回転幅少ないのにエアフロ信号暴れまくり!!
これでほぼ間違いなくエアフロの不良と断定できましたが・・・
問題は先に書いたように、このエンジンの場合エアフロ単体での
パーツデリバリーは無く、スロットルボディーと一体化しており
そのスロットルチャンバーASSYでの交換になるんですよ(^_^;)

新品ですと6万円を超えると言う天文学的価格になりますので
迷わずリビルトで部品探してもらったら、どうもこれ定番の故障らしく
結構お安い価格で提供されていましたので、安く上がりそうで一安心

部品が届いたら交換して、再度データーの比較してみます
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