平成7年のアクティトラックは色々と問題が・・・2013年04月03日 18時59分

本日入庫の車両は、登録から18年目のアクティトラック
実際HA3型のアクティは、現役で使われているものが多いです!

とは言え、古さゆえの不具合も多々出ておりますので
多少目を瞑れば、そのままで使用出来る部分もありますけれども
どうしても治さないと受検行く事も出来ない部分は手を入れないと・・・

と言う事で、こちらの車両の場合
まず、カムカバーガスケットのオイル漏れ

切れ出す寸前な、タイロッドエンドブーツ

既に切れちゃっていた、アウター側ドライブシャフトブーツ

そして、ディストリビューターハウジング下のホース(何用?)

まずはこちらから修理開始、カムカバーガスケットを外し
ガスケットを交換します、元々も近距離移動が多い上に
ガソリンスタンドさんのオイル交換指定は5000kmと長めの為
汚れは大体想定内、後々ガスケットと接触する部分をキレイにします

カムカバーから古いガスケットを外して、新しいものと交換
ダイハツと違い、ガスケットの柔軟性はまだ保たれているのに
なぜ漏れるのでしょうね・・・・ホンダさん!?

エンジン側の部品接合部4か所にシールパッキンを塗布して
カバーを装着して、各部を洗浄すれば作業は完了です
この後漏れて不足していたエンジンオイルには、先日も使った
WAKO'S の添加剤「エンジンパワーシールド」を注入しておきました

そしてディストリビューターハウジング下側のホースは
在庫の汎用ホースを取り付けて、インシュレーターカバーを元通りに

タイロッドとセンターアームのジョイントブーツは
いつものようにジョイントを切り離し、内部の状態を確認しまして

問題が無ければ、新しいグリスを詰めて
ブーツを打ち込んで、ジョイント接合すれば完成です

リヤのドライブシャフトには、スビージーと言う
シャフトに巻いてからブーツの端々を接合するタイプのブーツを使用
アクティトラックはシャフト抜くのが面倒ですので、時間短縮です

その他ブレーキなどは問題なかったので、いつも通りグリスアップと
ブレーキフルードの交換、ドラムの隙間調整などをして終了
とここでタイムアップ、今日は自治会の挨拶回りがあるので
オイラ達も奉賛会として同行&挨拶やお願い回りなのです・・・
結局最後まで仕上げが出来ず、明日仕上げの明後日受検になりました

ホントは他にも、内部が剥がれて異音の出ているマフラーや
漏れが始まってるリヤショックアブソーバー等も交換したいのですが
他にこれだけお金がかかる状態ですと、今回はそのままですね


PS
N360のホイルシリンダーカップキット入りました(安堵)
多少高くても、こうして普通にデリバリー出来るパーツがあるのは
とても心強いですし、本当の意味で使い続ける"eco"に繋がるので
Seikenさん、もっともっと旧車のブレーキパーツ出してください<(_ _)>



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