N360の納車+ミゼット+ランエボ+Micloronと盛り沢山!2012年03月20日 18時14分

3月20日、本日はお日柄もよく(笑)
先日W様が手放したN360、新しいオーナー様の下へ旅立ちの日です
約束の時間になりましたので、積車に搭載して20分ほどの距離の場所へ
積車に積んで、いざ納車へ!!

こちらは現在、ウチが事務所内部のぷち改装をお願いしているY君宅
ちょっと奥まった場所にあり、男の秘密基地な雰囲気がプンプンします(笑)
こちらで新オーナーの、宮じい様と待ち合わせしておりましたので
早速N360を、積車から降ろして2点ほど説明をし無事に引き渡し完了
宮じい様ありがとうございました、今後N360通じ宜しくお願いいたします。
現地到着、隣に何か気になるものが・・・

N360の隣にチラッと写っている赤いバイク・・・これモトコンポだった物(笑)
ベースの程度がイマイチだったらしく、現在はカブのエンジンに換装済み!!
チラッと見えるタンクは、モンキーのタンクをピカピカに磨いて使っています
この他、ノーマルを2台所有(1台は箱入り)凄すぎ!!
Y君は何せモンキー系のホンダ小型バイクスペシャリスト(笑)
しかも高いパーツを無理に使わず、色々な流用でマシンに仕上げてます
他のバイクも見せてもらいましたが、どれも盗難に遭いそうなので割愛(笑)

そんなこんなで、実は宮じい様からもう1つ依頼を受けたことがありまして
それは、この車の車検を取得して乗りたいと言う事・・・ってこの車がこれ!!
積車でN360運んで来た時、目に入ったはずなのに
この畑にあまりに自然と溶け込んで、当初全く気が付かなかったです(笑)
ダイハツミゼットです、これを直して乗りたいとの相談を受けました
そう、MP5型のダイハツミゼット、しかも外装はとても程度が良い上に
出所はオイラも知っている、豊橋のある自動車屋さんでして
うん十年前に店頭で客寄せとして使われていた車、数年前見なくなり
どこぞに売ったと思っていたのですが、大切に倉庫に入れてたそうでして
それをY君が見つけて、宮じいさんに連絡・・・交渉して売ってもらったと(笑)

元々程度が良いのは知っていましたが、身近に見るのは初めてでしたし
この外装なら、レストア必要無いと言うか自然に年を重ねた感じでGood!!
そうそう、確かにこのリヤタイヤを付けて飾ってありましたわ
出所はオイラも知る場所でしたが,まだ持っていたとは!!

程度が良いと言っても、そこは昭和43年式ですから
アクリルの(ガラスじゃなかったのね!)窓は既に日焼けで透明度ゼロ
アクリルの窓は日焼けでこんな状態に

元々フロントにブレーキが無いので、
リヤブレーキのみで止まる仕様なのですが、そのブレーキから漏れが(汗)
と言うか、右側はタイヤまで垂れていたほどの酷い漏れでしたので
エンジンが掛かるのだけは救いですが、アレコレ直さないと車検取得は×
各部品を知るところに聞いてみて、用意できるかどうかが鍵ですなぁ

それでも昔の車は見ているだけで楽しいですね
エンジンは305ccの単発2サイクルですから、振動も凄いですし
トランスミッションは3速までしかないから、当時のデーターを見ても
馬力はたった12ps・・・最高速度もカタログデーターで65kmらしいので
今ならば、50キロちょっと出れば十分ってところなのでしょうね(笑)

エアコンの無い時代、アレコレ考えられた機構も多く
こちらのアクリル窓を全閉で固定するにもフックを使っていたのですね
しかもちょっと開けたい方用に、フックの爪が2段になっていたりしてますわ
窓の開閉にも、当時の工夫が見られますね

ヘッドライト下の蓋を開けると前から真っ直ぐ風が入るようになってます
夏は自分のシート下でエンジンが頑張っている為、とても熱いはずですが
これで足元だけは涼しく過ごせる・・・かもしれません(爆)
三角窓と併用で、かなり涼しいかも!(笑)
N360でも復活までに、2ヶ月位かかっていますし
ミゼットは更にレア車、すぐ乗れるって訳には行きませんが
出来る限りのルートで部品集めて、復活させようじゃありませんか!!
こちらの件含めて、宮じい様どうぞ宜しくお願いいたします。

しかし・・・本当に古い車が好きなのね(笑)

納車を終えて、Y君宅から帰宅するとすぐ
エンジンオイル交換が3台、最初いらしたのはTantoのT様
オイル交換でタイヤの磨耗に気が付きましたので、その場で提案
一緒に作業させていただきましたが、Tanto・・・本当に減りが早いっす!
Tantoのタイヤは、こまめなローテーションが大切
T様、ありがとうございました

そして次にいらしたのは、お久しぶりのK君
以前来たのは、1年以上前にコロナプレミオだったはずが
今回はプリウスで参上し、コロナで処理して気に入った為
プリウスにも"Micloron"の処理をしたいと、入庫して下さいました!(感謝)

無論、Micloronも当時から進化しておりまして
プリウスのように、かかったり止まったりを繰り返すエンジンは
常にドライスタートと同じ状況になる上に、オイル粘度も低い為
オイル切れを起こしやすく、距離乗りますとエンジンが傷むことがあります
そんなハイブリッドに特化した、濃い「Micloron HYBRID」を使い処理します

まずエンジンオイルを抜いて、オイルエレメントを交換
その後規定量のエンジンオイルを入れますが
使用の当初マイクロロンの注入によって粘度が落ちますので
0W-20ではなく、5W-20の粘度を使用いたしました
コストの割りにベースオイル特性に優れた、こちらを使います
エンジンオイルを入れたら、ある手順で整備モードに移行
これはエンジンが掛かりっぱなしの状態にして、暖気をする必要がある為

暖まったところでオイルのレベルゲージから、マイクロロンを少量ずつ注入
その後はすぐ30キロ走行するか、30分以上エンジンをかけたままにして
初期定着の作業をして、お客様にお渡しいたしました。

実は普通の添加剤ですと、添加剤の量分オイルを減らしておきますが
ここが通常の添加剤と違う所、当初マイクロロンの注入で増えるオイルも
溶剤が蒸発すると、定着成分だけがオイルの中に残るので
オイルの量は、メーカー指定の規定量でOKなのです。
プリウスに、Micloron HYBRIDを施工処理しました

K君ありがとうございました、次は同じ"PENNZOIL"でも
上位グレードな"PLATINUM"試してみてくださいね

その後は、エスティマのK君が来店
コチラの車もオイル交換、さくっと交換してお渡しいたしました(K君感謝!)

最後はあまのっちさんのランサー、車検整備に入る前に
今のキャンバーとトーのデーターを前後とも測定しておきます
車検整備前に、現在のデーターを残しておきます
すぐ次のイベントが控えているので、車検後戻して渡す為ですが
なるほど・・・今度はウチのプーマ号でも試してみような部分も(意味深)

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