本日はオイル交換からスタート、こちらのハイゼットカーゴは
新車登録時から暫くの間、オイル交換サイクルが伸びすぎていた車両
5000kmも走ると、オイルが殆ど抜けてこない程内部消費しています
その為交換時には1割ほどオイル量を増やし注入していますが
それでもギリギリなので、次回車検時にはそろそろ入れ替えかもです
逆にオイルの減少も無く元気に使われているこちらのハイゼットカーゴ
走行距離は既に326000㌔も乗られていますがエンジン絶好調!!
ただ距離での劣化はどうしても起きて来ますので仕方ないですが
今回は走り出して暫くするとエアコンが効かなくなると言う不具合
確認させて頂きましたら、エアコン自体の故障ではなく
前回同じ不具合で修理したハイゼットと同じく、ラジエターとコンデンサ
を冷却する為のファンモーターの性能低下でしたので・・・
フロントバンパーを取り外して、エンジンの冷却水を抜きまして・・・
コンデンサーとラジエターの取付けを切り離して
冷却ファンのハウジングごと、ラジエターを下に降ろします
隙間が狭いので、コンデンサーを手前に逃がしながら
ゆっくりと車体下にハウジングを抜き出す形で、ファンモーター取り外し
ラジエターは再使用致しますので、ハウジング下部のストッパーを
ロック外してから取り外して、ラジエターとハウジングを分離します
左が新しいファンモーターハウジング、右が30万キロ頑張ったファン
形状も変わっていますので対策されているのは分かるんですが
ハウジングもセットなこのサイズでの交換ですので、高いのが難点です
ラジエターを新しいハウジングに組み付けて行きます
その後車体下からコンデンサー逃がしつつラジエターを組み付け
外してあったホースや各ハーネスのコネクターを繋ぎ
各パーツを組み付けて行きますが、冷却系のエア抜き済むまで
バンパーは外したままにしておきます、その後スーパーLLC注入して
ラジエター裏のヒーターホース上部エア抜きプラグと
エンジン上部のプラグを緩めてエア抜きしつつ、更に冷却水注入
その後各プラグを締めてエンジン始動して、ファンが回るまで暖機!
さすがは新品のモーターです、もうね・・・ファンモーター音が超元気!
今迄はかなりパワー落ちて回転数も上がらなかったんでしょうね
エアコンスイッチ入れても可愛い音で回ってましたからこれで安心です
ただハイゼットカーゴはライン内のエアーが抜けにくいので
明日までお預かりして、更に何度かエア抜き作業をしてお渡しです
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