ティーダの車検整備、プラグ交換が大変です!! ― 2012年11月12日 22時05分
交換するためには、吸気用のインテークマニホールドを取外さないと
プラグを外すことが出来ませんので、各部の接続を外して
マニホールドを外していきますと、イグニッションコイルの全貌が!
マニホールドを取り外した接触面には、燃えカスや吹き替えし等の
ベタベタとしたカーボン汚れがびっしりと付いています
最近の稀薄燃焼車には多々見られる状態ですがヒドイです
マニホールド側には、燃焼効率を上げるための
可動フラップ式、タンブルコントロールバルブがありますが
そちらも写真のようにベタベタ汚れがひどく付着していて
バルブの動きが渋くなっていましたので・・・
折角ですから、外したついでにバルブやポートの洗浄作業
カーボンを溶かし出すクリーナーを使いながら、バルブシャフト部は
中途半端に汚れが残ると後で固まってしまうため、念入りに洗浄します
カーボンが落ちて、バルブもキレイになりました
シャフトのカーボンも数度に分けて落とし、スムーズに動きます
そしてスロットルボディーも真っ黒でしたので、
こちらも何度も、キレイになるまでクリーナーで汚れを溶かします
写真のようにしっかりと汚れ落ちましたので、
逆に後で、ある作業は必要になりましたが新車時状態に戻るかも
スパークプラグはなんと専用品で
NGKが定番の日産車の中では珍しくデンソーのみの設定で
サイズも一般的な16mmではなく、14mmと言う細いソケットが必要です
新品プラグと、交換するプラグとの比較
これでまた約10万㌔?は性能低下起こさずに使えるバズですが
プラグを取り付けて、イグニッションコイルを装着し固定します
インテークマニホールド取付面のカーボン汚れもキレイに落とします
マニホールドやエアークリーナーのパイプ
各センサーやアクチュエーターのコネクターなどを戻して装着完了
汚れを落としきれなかった、インテークポートの汚れには
本当は"WAKO'S RECS"をお勧めしたいところですが
今回は燃料タンク内に"WAKO'Sフューエル1"を注入して対応しました
そしてここからが、日産車の特別メニューが必要な部分
スロットルボディーのコネクターを外したり、バルブ周りの洗浄をして
エアーの流れる量が変わると、アイドリング回転に変化が起きるのは
最近他メーカーも同じなのですが、基本的にエンジン始動して放置で
汚れていた時との違いで変化した分の、アクチュエーター作動量を
段々と学習して元の回転数に落ち着くのですが、日産の場合何故か
急速TAS学習と言う初期学習作業が必要です
基本作業として、スロットル全閉位置セット学習と
スロットル開度全開位置セット学習をした後で、10分程走行して暖機
その後急速TAS学習の作業ですが、キーをONしてから、3秒後
アクセルを数秒間に何度踏んだり・・・などの、アナログな手順を踏めば
コマンド入力でも学習モードに入りますが、いろいろ面倒ですので
コードリーダーを使い、急速TAS学習をいたします。
作業前1500rpmまで高くなっていた、アイドリング回転数も
急速TAS学習後には、規定回転数まで下がり無事作業完了です
その他の作業としてはこちら、
リヤブレーキの油圧がかかるホイルシリンダーですが
結構派手に液漏れが起きていまして、バネやアジャスターにまで液が
リヤホイルシリンダーカップキットを交換して
エア抜き&ブレーキフルードの交換、ドラムとの隙間調整して完了
ストロボ光った為汚れ具合が分り辛いですが
エアークリーナーも使用時間過ぎで汚れが進んでいましたので交換
同じく使用距離を超えているエアコンクリーンフィルターですが
ティーダはこちらも少し面倒な交換手順が必要です
まずボックスの上下7本のネジを外して、ボックスを取り外します
その後、指でさしているガードプレートを取り外して
一番奥に入っているフィルターを脱着交換して
逆の手順でボックスなどを元に戻して完了となります。
その他、タイヤは前後でローテーションし
ワイパーブレードゴムなども交換、明日受検後に
ボディーや室内の清掃仕上げ、コート剤処理などをして完了
Y様ありがとうございました、火曜日の夜にはお渡しできますよ。
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