オイル交換や、ロードスターのクラッチ整備です ― 2019年12月16日 23時59分
こちらのハイゼットは2000kmほど乗り越しておりましたね^^;
今回もPENNZOIL 5W-30を使用させて頂きました
ロードスターのクラッチ整備開始です
コンソールを取り外してシフトレバーを取り外していきます
まずコンソール下をカバーしているブーツ破損…これは交換必須です
ヒビ割れが広がり破れが出ていますので、追加で交換させて頂きます
ロードスターの場合フロントパイプとマフラーまで取り外さないと
トランスミッションが抜けて来ませんので、まず取り外しですが・・・
年式経過とはこういうもので…ネジがかじってしまって、スタッド部から
抜けてきたけどネジガジカジ、取り付け時には修正が必要ですね・・・
次はパワープラントフレームの取り外し、ハーネスピンを外して
デフ側のカラーが固かったですがミッションと分離致します
続いてプロペラシャフトをデフから切り離して
トランスミッションから抜けないようプロペラシャフトのジョイントと
シフトレバー取り付け部とインシュロックを使って保持
その後エンジンからトランスミッションを切り離しです
写真だと簡単に外れたように見えますが、実はいろいろと大変
エンジンのカムシール後ろ側からのオイル漏れが下まで垂れてますね
クラッチと同時に、軽量フライホイールに交換致しますので取り外し
パイロットベアリングが錆び付いて指では全く回りません💦
無論再使用はせずに、新品のベアリングを使用しますので大丈夫
お客様持ち込みのフライホイールにパイロットベアリング圧入
ただこちら通常の物ですと表から圧入するのですが、後ろ側から
この形状ですと、トランスミッションをドッキングする時奥に抜けそう^^;
上から垂れているオイルをパーツクリーナーで洗浄してから
フライホイールを取り付けて、シール材を塗ったボルトで固定です
最後の締め付けは回り止めをして、トルクレンチで締め付けて固定
トランスミッション側のレリーズベアリングも錆で異音が出ています
同じくレリーズベアリングも交換して、ピボットや軸にグリスアップ
スライドの動きも良く、状態は問題ありませんので
ドッキングは明日にして、取り付け前の準備と軸先部修正を行います
パイロットベアリングが錆びていたため、先端部にも錆出てしまいます
クラッチディスクトカバーを治具を介してセンター合わせて
円周を対角線順に固定していき、最後は規定トルクで締め付けます
爪の高さも揃っており位置も問題無し、これは踏んだ時
ペダルの軽さが分かりやすいと思います、これで後はドッキングのみ
排気側のネジ部を修正して明日に備えます傷んだ部分にタップをかけ
かじったネジ部にはダイスをかけて修正、これで大丈夫そうです
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