インプレッサのパワステギヤボックス交換とMOVEのスターター交換見学(笑)2013年06月29日 21時43分

本日は何かとお世話になっている
PUMA号&オイラ達の総括M監督のGC8系インプレッサSTI

元々ラリーで走っていただけあり、
現状もガードついたままで、気合の入った仕様のマシンです!

入庫した原因と言いますか、問題点はこちら
ギヤボックスからのフルード漏れで、タンク内の液面が・・・

ラック側からも漏れが発生してましたので
ギヤボックスを取り外してリビルト品への交換をいたします

タイロッドを外し、スタビライザーをブラケットで取り外して
ステアリングシャフトとの接続を切り、ギヤボックスの固定ボルトを外し
ギヤボックスを少し下におろしながら、オイルラインのネジを緩め
ジャッキでサポートしながら、ギヤボックスを下します

取り外したギヤボックスと、交換するリビルト品
新しいギヤボックスの取り付けは、逆工程で進めるだけです

装着してしまうと、ナットにアクセスできませんので
ジャッキで持ち上げた状態で、オイルラインを接続して締め付け

その後、ステアリングシャフトのセンターを合わせて
ギヤボックスを車体に固定し、スタビライザーを元の位置に装着
ステアリングラックにタイロッドエンドを装着して長さを合わせます

その後はパワステフルード(今回はATF-D3使用)に注入して
エンジンを始動せずに、左右一杯の据え切りを繰り返します
途中減ってくるフルードを何度も補充して、減らなくなるまで繰り返し
その後にエンジン始動して、更にエア抜きをして交換作業は完了

タイロッドを外した分、ハンドルのセンター位置と
トー角が変化しますので、テスターをセットしてタイロッド長調整し
走行してはテスターで計測を数回、きっちりと数字が出れば完成!!

ミッションオイルの交換も依頼されておりましたので
フロントにもLSDが入っていますから、ATSのギヤオイルで交換
インプレッサはここからジョウゴ使って注入するのが面倒ですね・・・

そうこうしている間に、先日自宅へスターターのリビルト品届けた
DクラスハヤブサのドライバーS君が「自分じゃ交換出来ません!!」と
車を預けに来ましたが、元はその気だったんだし、
リフト貸してあげるから自分で頑張ってみなさいな!!と、
エアクリーナーやオルタネーター外すとかの交換手順を教えて
インプレッサの仕上げしながら、時々確認しつつ基本放置してました

結果、苦労しながらも何とかスターター外すことが出来ましたので
状態確認すると、スターターのドライブギヤ先端がかなりの摩耗
最近はギャーギャーギヤ鳴りするだけで、かみ合わなかったそうな
ここまで減っていれば、確かにまともにかみ合わなかったでしょうね・・・

スターターの取り外しや装着も実は知恵の輪っぽい作業です
ドライブシャフトとの隙間を廻しながらセットしますので、大変です
それでも○時間かかって、何とかスターター取り付け出来ましたから
その後のベルト張り調整などはオイラが担当して無事終了

元は預けるつもりで来たので、結構焦ってましたが
S君何とか予定の時間までに完成し一安心で帰って行きました

今日はお疲れ様、明日はKさん家への移動、気付けて下さいね!!

ハイゼット2台入庫、車検とマフラー溶接修理2013年05月29日 22時00分

本日車検で入庫のハイゼットトラック
車検時の整備としては然程問題はなかったのですが
助手席辺りから変な音が出るとのご依頼、段差などでギギキッと異音

いろいろ見るも室内ではなさそう、で外側をあちこち見ますが
なかなか問題の個所が発見できず、やっと見つけたのは"これ!"な処

見えますか、鳥居をボディーに固定するステーが破断してます
これが擦れる時の音だったようで、原因は大きな幌に引っ張られる為
ボディー側にも軽いクラックが入って来ていましたので
明日の受検から帰ったら、板金屋さんへ補強含め修理に預けます・・・

もう一台、爆音でご来店したのもハイゼットトラック
少し前から、ガラガラ音が出てたんだけど、今日爆音になったとの事

車体がかなり錆びる使われ方されていますので
どんな事になっているかは想像が付きますが・・・確認

これが爆音の原因、マフラー手前の触媒の更に前で
完全にエキゾーストパイプが錆びて切れ、爆音立てておりました
交換すると部品で5万円以上する為、修理する方が良さそうですね

で、こちらが少し前からのガラガラ音の原因
マフラー後のエキゾーストパイプが、補強ステーからも剥がれ
落ちちゃっておりました・・・この時点で来てくれれば、爆音防げたし
溶接時の位置合わせ苦労しなくても良かったのになぁ・・・と思いつつ

何とか場所を合わせて、隙間埋めしつつ溶接修理
材質がステン系なので、溶接棒との密着が悪いのが玉に瑕ですが

後ろ側もステー共々溶接して修理、仕上がり汚いのはご愛嬌で^^;

後はマフラー専用のパテで補強+ピンホールがあった場合の穴埋め

後ろ側も同様に処理して、エンジン始動!
はいっ、とても静かな車に戻りましたのでまたしばらく戦えますね!

その後は明日車検に行くハイゼットのボディー磨き
クリア層が生きていればシルバーも、磨けばまだキレイに光ります

S様、明日帰社したらステーの修理してもらいますので
1日余分にお借りするかもですが、ご了承くださいm(__)m

ハイゼットのシフト系、アクティのウインカー、防災セミナー等2013年05月11日 22時11分

今朝は"雅"が、本気寝してて奥様の腕にべったり・・・
寝かしてあげいのは山々ですが、このままじゃ仕事にならないんで
可哀想でしたけれど・・・目覚めの儀式を行わせて頂きました(笑)

やっと部品が揃った、ハイゼットトラックのシフトレバー抜け修理
一番問題だった、シフトレバー下のピボットカラーを交換して

リンク接続部のカラーはかなり摩耗してましたので

新品のカラーを組み込んでから、シフトレバーを装着します

各部にモリブデン系のグリスなどを介して
動きを見ながら、全部の部品をくみ上げて完成です

今日も午後からは、自治会関係のお役
防災リーダーに任命されている為、研修会があるのです
そんな事で、会場になっている田原消防本部へ移動するも雨が!!

多少メニュー変更があったらしいですが、座学の後で
エンジン式の発電機とチェーンソーの使い方の指導を受けた後で
各地区にある消火栓と器具箱の中身の説明や使い方のレクチャー

最後は、重量物の下敷きになっている方の救助訓練
バールや木材、油圧ジャッキを使って障害物を除けて
下敷きになってしまっている方を引き抜いて救助と言う流れでした

研修会終了後は真っ直ぐ帰社
午後に部品が入庫した、アクティトラックの修理ですが
ウインカーの接触が悪くなり、時々ランプが点灯しなくなります
主原因は、レバー根元部の汚れ等での接触不良ですが
分解できませんので、レバーASSYを交換させて頂きました

ステアリングとコラムカバーを外して、レバーを取り外します

逆の行程で、レバーを取り付け
カバーとステアリングを元に戻し、外してあったバッテリー端子を接続
点灯状態の確認をして、ラジオや時計をセットし直せば完成です

仕事⇒お役⇒仕事と、リズム掴みづらい1日でした・・・

ホンダZESTの車検と、ミニキャブの加速不良修理2013年05月07日 22時46分

車検に入庫頂いた、ホンダのゼスト
お客様からのご依頼事項は、タイヤの交換位ですが
2年に1度の点検ですし、無論各部チェックさせて頂きます

こちらはエンジンの中に入る空気のゴミを取り
フレッシュな空気にするフィルターエレメントですが
距離の割には随分汚れていましたので、今回交換させて頂きました

エアークリーナーのケースを外すと
スロットルバルブも確認出来ますので、MV201を使って確認

汚れている部分確認しては洗浄を繰り返し
前回の車検以降、2年間の汚れをキレイに落としていきます

今回はブレーキもオーバーホール時期
ブレーキのピストンカップを交換させて頂きました

バックプレートとブレーキシューの摺動部も専用グリスを塗り
外した部品を元通りに組んだ後は、ブレーキの隙間調整をして完了

その後は分解してライン内にエアーが入っている為
ブレーキフルードの交換をしながら、エアー抜きを行い完成です

依頼されていたタイヤは、確かにひび割れがかなり進んでいました

新しいタイヤは、現在定番となっているエコタイヤ
今回はブリジストンのエコピアEX10を使用させて頂きました

テスターで注意ゾーンに入って来ていたバッテリー
お客様に提案して、交換させて頂く事になりましたので
近距離での使用にも安心なハイパワーバッテリー、caosを使用です
その後はボディー各部の細かい傷をポリッシャー磨き
明日帰社後には届いているはずの、タッチアップペイントで
磨いた位では消せない傷等のレタッチをした後でコート剤仕上げです

PS : S様へ
タイヤの空気圧が全体に随分下がっておりましたので
オイル交換される時に、忘れずエアー確認してくださいね<(_ _)>

                     ◆

本日はもう一台、当社の管理車両ではないのですが
連休前にSOSを受けて、加速不良で預かったミニキャブの
問題だった部品が届きましたので、交換作業をさせて頂きました

加速不良の原因は、プラグホール内に入り込んだ大量のオイルが
プラグの火花伝達を阻害し、イグニッションコイルなどを侵食した為で
根本的に悪い部品は、プラグホールガスケットと言うシールです

カバーを取り外す為、イグニッションコイルなどを取り外します
イグニッションコイルの先端に装着されているゴム部品は
オイルに浸食されて、ゴム自体がフニャフニャになってしまってます

しかも、こちらの車は毎年3万㌔程乗られているようですが
装着されていたプラグは、1.5万㌔~2万㌔で定期交換が必要な
通常タイプのプラグ・・・使用限度を超えた電極は既に摩耗過多!

こちらがプラグホール内にオイルが流入するのを防ぐ
プラグホールガスケットですが、ゴム製・・・だったものが
外した物は硬化が進み、プラスチック並の硬さになっていた為
シールとしての役割が出来なくなって、こんな事になっていました

エンジンオイルの交換は丁寧にされており、
内部はこんなにキレイでしたので、経年or熱硬化なのかなと

ガスケット交換と同時に、プラグも交換いたしますが
今回はこれから10万㌔近く使って頂ける、長寿命タイプに交換

ゴム部も逝ってますし、20万㌔も乗ると
そろそろ本体的に逝くものが増えるコイルもセットで交換

全てを装着して試運転、症状が改善されている事を確認し
お客様へ連絡して納車させて頂きましたが、
今回の様に長期の連休が絡むと、部品入庫が遅れて困りますね(^^;)

S様のZESTは、明日受検後
内外キレイにした後で納車させて頂きますので宜しくお願いいたします

自家用タウンエーストラックの車検と86のアンテナコネクタ2013年04月11日 22時20分

本日は自家用のタウンエーストラックの車検です
昨年フロントディスクキャリパーオーバーホールなど行いましたので
今年はオイルなどの油脂類や、ワイパーブレードゴムなどの交換位

ただ距離を乗りませんので、汚れ落とし用に
いつもの、TOTAL コンプリートエンジンクリーナーを添加しました

まだオーディオの無い86
下取車から外したデッキを取り付けるのですが
今のトヨタ車は、ラジオアンテナのコードがピンではなくコネクタタイプ
そこで、このようなアダプターを取り付けて、元々のコネクターピンも
抜いてアダプターのピンと差し替えたりの作業が必要です(^_^;)

+トヨタ&ダイハツお得意の200mm幅の枠用に
これまた専用の、隙間埋めるアダプターをセットして無事完了!!
◆当社MAP 携帯用QRコード◆