ジムニーシエラのリフトアップキット取り付け・アクティ仕上げ2021年03月11日 23時03分

本日はジムニーシエラにAPIOさんの40mmアップサスキット取り付け
まずは現在のホイルリム上部とフェンダーラインまでの高さを前後計測

リフトアップしてタイヤを取り外し、作業開始ですが
40mmアップですと色々と交換する部品が多いのでリヤから順に作業

まずは延長ホースに交換する純正のブレーキホースやレベライザー
センサーなどのクランプを取り外してアクスルを下げていきます

純正スプリングを取り外しますが、更にアクスル下げないと
取り付ける方のスプリングは付きませんので、全て切り離し

バンプストッパーも延長するためのキットが入っていますので
純正のストッパーに付属の下駄を装着してから、再度組付け

装着するリヤスプリングには左右装着するスプリングが違いますので
こちらのL(左)とR(右)を確認して、それぞれの位置に装着していきます

上がった車高によるタイヤの左右ずれを調整するための
ラテラルロッドも付属の調整式に交換してショックアブソーバーも交換
ヘッドライトレベライザーの延長ステーを取り付けブレーキホース交換

続いてはずっとライン内にエアーが入っているのは個人的に嫌なので
フロントサスペンション分解の前に、まずブレーキホースを交換

延長したブレーキホースに交換して一旦キャリパーを装着して
前後のブレーキシリンダーから、ホース交換で混入したエア抜き作業

リヤ側のシリンダーも同じくエアーが出なくなるまで
フルードを補充しながら、しっかりとエアーを抜いて作業完了

フロントステアリングのダンパーも減衰力の高い物に交換
こちらも同じくAPIOさんの製品ですが、既に購入していたとの事で
お客様の持ち込み部品、ジョイントをSSTで外し純正と付け替えです

続いてフロントスプリング交換ですがアクスルがこれ以上下がりません
下フレームを外せば良いとは思いつつ、下支えが無くなるのは嫌なので

純正のバネはこの隙間でも取り外せるのですが
車高アップスプリングはとても装着できませんから・・・

スプリングコンプレッサーを使ってスプリングを縮めてから
下皿のバネ受けにハマる位置で組付けてからアクスル上げて位置決め

フロント側も車高アップによりアクスルの左右位置がズレますので
付属の調整式ラテラルロッドに交換して組付けていきます

付属ショックアブソーバーの上部のみをまず装着してから
フロントトレーリングアームを取り外して行きます

実はジムニー系を車高アップすると、アクスルが弧を描いて
下がる為、直進性を保持するキャスター角が減少してしまい
ステアリングに落ち着きが無くなりますので、この高さで必要な
キャスター角度を得るために、前側の純正ブッシュを抜いて
付属の偏芯ブッシュを位置と距離を合わせてプレス圧入する必要が…

上がアーム取り付け部中心に装着穴がある純正ブッシュ
下がキャスター角度を純正角度に補正する偏芯ブッシュです

まず上と下に治具をセットして、プレスを使いブッシュの打ち抜き

左右のトレーリングアームから純正ブッシュは抜けましたが
問題は位置合わせ・・・大体の位置で圧入してしまうとネジの距離や
位置がずれたりして装着出来なくなってしまいますので、大事を取り
専用治具取り寄せるため作業ストップ、明日入ると良いのですが

検査合格して戻ったアクティも残りのクリーンアップ作業
また2年間免罪符頂けましたので、大切に乗り続けてあげて下さい



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