昨日の出来事や日産バネットトラックお預かりで作業です2020年12月07日 23時57分

まずPUMA号の作業を進めようと思っていた昨日の顛末ですが
キョウセイドライバーランドで練習会に参加されている某御方から
車両トラブルによる運搬要請がございまして、岡崎の山奥まで積車💦
他の車両は元気に走っておりましたが、競技してると色々起きますね

ただこのおかげで、ジムカーナ練習会と併設開催していた
クラシックラリーのイベントも観られまして、凄いマシンが元気に全開!!
こういう場所でしたらその車の全開性能しっかり楽しめますからね
やはりどんな時代の車でも飾っているよりは走っている姿が美しいです

ただこちらのイベントでもトラブルは発生していたようで
こちらのオープンホイールの車両(の時点で年代は凄いですよね)は
ずっと止まったままでしたので、帰りは自走出来たのかな…
因みにこの時代の車両はこれで問題なくナンバーも車検取れてます

中にはこんな事も想定内とこんな凄いトランスポーターで
会場にいらしている方も居たりして、新車旧車含めてイベントや
競技に勤しむ方々は皆様、気持ちも熱い方が多くて嬉しいですね

帰り道は運搬依頼された御方と、豊橋の某御方も交じって
甘いものを頂きつつ帰還、パンフのように端から小倉が見える程
あんこは入っておりませんでしたけれど、小倉ノワール旨しでした!!

そして本日はマツダからのOEM車両バネットトラックの継続検査前整備
まずはしっかりと洗浄して各部の汚れを落として乾燥試乗後工場へ

シビアコンディション車ですので早めにエアーエレメントも交換です

砂の混じったエアーを吸っていると、エンジンオイル交換してても
結果的にエンジン摩耗に繋がりますので安価で大切な部品です

リヤシャフトを抜いてハブのロックを外し、ドラム取り外して
フロントディスクブレーキとともにリヤブレーキの点検も今回は固着が

リヤホイールシリンダーを分解してピストンのカップキット交換です
組付け前にシリンダー内部はこちらのブラシでホーニング

17年前の車両ですので内部表面の変色は取れなくなってきましたが
虫食いも無く滑らかな状態にはなりましたので、組付け開始です

無論ピストンもキレイに仕上げた後、カップキットをはめ込み
フルードを塗り、ブレーキホイールシリンダーに組付けて行きます

ホイールシリンダー完了しましたらブレーキシューを装着して
ホールドダウンスプリングやリターンスプリングを組み付け

ハブベアリングのグリス交換をしてハブドラムを組み付け
ロックナット側でプリロードを調整してから、ロックプレートとネジで固定

クラッチのレリーズシリンダーも少し腐食が目立つようになりましたが
まだ動きは良いので、ブレーキと共にフルードの交換をしておきます

分解したリヤホイールシリンダーは特に念入りに
ライン内に混ざっているエアーが全部抜ける迄しっかりと交換して
ブレーキの隙間を確認し、リヤシャフトを組み付けて作業は完了です

腐食が目立つアクスル部に防錆塗装をしてタイヤ装着して接地
ワイパーブレードゴムの交換とライト(メーター内含む)周りの点検
これで作業は完了、明日帰還しましたらボディーの磨きも行います



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://move.asablo.jp/blog/2020/12/07/9325266/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

◆当社MAP 携帯用QRコード◆