ハイゼットカーゴの継続整備でクラッチ交換、フィット仕上げ2020年10月15日 23時07分

本日はハイゼットカーゴお預かりして継続検査前の作業です
クラッチが滑って坂が上れないとの事でクラッチオーバーホールも

こちらのハイゼットカーゴもよく乗られており
前回の車検からも6万キロ近く伸びてますので色々ありそうですね

洗浄後はリフトアップしてまず各部の点検と部品の発注作業
前回からの距離でエアークリーナーや、フロントブレーキパッド等注文

通常はエネオスのG/Sさんで交換されているオイルですが
時期が来ており、エンジンオイルもエレメントと同時交換させて頂きます

エレメントハウジング内部が…劣化したオイルの色を越え
カーボンの色で染まり切っております…オイル管理良くないかもですね

続いてクラッチのオーバーホール作業です
バッテリーの‐ターミナルを外した後で、上部から後部のネジ取り外し

その後リフトアップして、アース線やバックスイッチのコネクター
スターターのハーネスや本体、シフトリンケージやプロペラシャフト
取り付けネジなどを取り外してトランスミッションとエンジンを分離

トランスミッションが無事下りましたので
クラッチカバーのネジを外してディスクと共に取り外し

クラッチレリーズベアリングも音が出始めておりましたので
交換時期としては丁度良かったかもですね・・・

今回も下の3点セットでクラッチ交換させて頂きます、
そして届いたエクセディのクラッチキットを組付けて行きます

インプットシャフトとレース部分をキレイにしてグリスアップ
レリーズフォークとベアリングをセットにしてミッションに取り付け

続いてはクラッチディスクトカバーを組付けて行きます
カバーとディスクのセンターを合わせる為SSTで位置決めをして

エンジン側のフライホイールにカバーとセットで装着
対角線順に何度かに分けて固定ネジを締め付けていきます

カバーとディスクの固定が完了いたしましたら
センターの芯出し用SSTを取り外して準備は完了です

トランスミッションとエンジンをドッキングしてネジで固定していきます

取り外していたパーツやコネクターを元に戻していきます
後部マウントのネジでミッションを固定、全て組みあがったら

こちら側から止めるネジを取り付けて固定、カバーのネジと
エアーバイパスバルブを固定して、バッテリー接続して完了

検査合格して戻ったフィットの残り作業です
経年劣化で破損し外れていたクリップファスナーでガイド取り付け

エアコンクリーンフィルターも定期交換、奥に結構汚れ詰まってますね

検査で、打刻音がおかしいのでヒビでも入ってるかもと
注意を受けた軽合金製ホイールナット、ずっと使用してますので
今回は新しいナットに変えて、強度復活いたします

接地状態で、ナットを1つずつ脱着して順番に交換していきます
比較してみると長期使用した傷みは確かに出て来ていますね…

ホイール4本分、計16個のナットを付け替えて作業は完了です

車両診断機での異常履歴も無いですね、続いてデータ確認

こちらも問題無し、これで安心してお客様にお渡し出来ます

残りのクリーンアップも完了、また元気に走って下さいね!



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