キャンターの続き作業です、お客様からOK頂きましたので
バッテリーの交換作業、6年間使ったcaosから、新しいcaosに交換
バルブカバーの後部からオイル漏れがありますので
カバーを取り外してゴムのガスケットを交換いたします
ここが漏れている個所、カバーガスケットが20年経過して
弾力性がなくなり、カバー側の凹部と底面が平らになってしまい
ヘッド側との密封が保てなくなったため、漏れ出したという形です
それでもオイル交換をしっかりされているだけあり
エンジン内部はピカピカで、20年前のエンジンとは思えませんね
ただ問題はガスケットが20年の経年で、カバーと完全にくっつき
まったく剥がれてくれません、少しずつ細いスクレーパーを使いコジコジ
角の部分に入り込んだガスケットがかなりの強敵・・・
時間はかかりましたが、無事にガスケットは全部除去完了です
プラグホール上部のガスケットも交換です
スパークプラグ坑にオイルが入り込まないようにいたしまして
カバー側にガスケットをセットして、エンジンヘッドに組付けです
新品のガスケットに交換して、これだけ厚みに余裕ができました!
続いてはいつまでたっても温まらないエンジン冷却水温の修理
原因はほぼサーモスタット、逆に言えば20年間よくぞ持ってくれました
こちらもガスケットはパリパリ・・・細かく削りながら
ガスケットを取り去り、オイルストーンで仕上げて組付けます
取り外した20年物のサーモスタットを
新品のサーモスタットとガスケットに交換してハウジング取り付け
エンジン冷却水も交換して、冷却ラインのエア抜き作業をしますが
その前に、交換時期が来ていたスパークプラグも交換
距離の関係で、こちらのキャンターには通常のプラグを装着
とはいえ今回も、メーカーは安心で信頼のおける"NGK"を使用です
締め付けトルクも、トルクレンチを使って管理
これで作業完了、エンジンの暖機速度含めて確認いたします
いや~これでなくっちゃ!!という時間でエンジンも暖機完了
冷却水温も、先ほどまでとは全く違う正規の位置まで上がりました
エアー抜けもよく、スムーズに正常圧力になってくれました!
そして当店の継続検査定番のこちら、ワコーズのフューエルンも添加
今回のような距離を乗らない車両には、特に効果がありますよ
ワイパーアームの塗装やゴムの交換、ライトの確認などの後
ポディーの磨きと、コート剤でのと麺保護処理も完了いたしました
これで作業はすべて終了、明日検査に走らせていただきます
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。