テリオスキッドの作業とコペン検査からの最終確認2018年03月22日 23時06分

台風のようだった昨日乗り換えして頂いたテリオスキッド
予想以上に早く雨も上がり、お天道様も出て来てくれまして
車体下部の洗浄から乾燥試乗をして、継続整備開始です

当店の代車で使用しているテリオスキッドは同じターボでも
元々インタークーラーレスのロープレッシャー仕様(ICは付けましたが)
こちらは元からインタークーラーが装備されたハイプレッシャー仕様で
加速もスムーズかつ1トン近いボディなのに余力を感じますね(羨♪)

リフトアップして各部の点検、低距離で状態は良い車両ですので
ゴム類もまだ問題無し、そう言えば年式も当店のより6年も若いし^^;

今年はリヤブレーキのオーバーホールをさせて頂きます
トヨタ系の車両と共通な大径のアルマイトコートアルミピストンは
固着も漏れも起きにくくやはり良いです、ダイハツ全車用すればなぁ;;

そんな事で軽く拭き取るだけでピストンもシリンダー内もはピカピカ
新しいカップキットを装着して、シリンダーに収めていきます

ブレーキシューの金具と接触するバックプレートの台座部分に
専用の摩耗防止&摺動用グリスを塗り、ブレーキシュー組み付け

ブレーキシューとピストン先端部、下部ピボット部、サイドレバー部にも
グリスを塗る為、装着する時にそれがライニングに付かない様にして!

反対側のブレーキも同じようにカップ&ダストブーツ交換をして組み付け

ブレーキのエア抜き前に、エンジンのプラグを確認いたします
この時代のダイハツはターボと言えど通常プラグ、まだ未交換なら・・・と
インタークーラー外さずカバーを外し、イグニッションコイル1番取り外し

スパークプラグを外して確認いたしましたら・・・やはり通常品;;;
中心電極も○が楕円に摩耗しており、完全に交換時期ですので

2番と3番のスパークプラグを外す為、インタークーラー取り外して

現車からスパークプラグを取り外し、暫く取り外す必要が無い様に
NGK PREMIUM-RXプラグに交換させて頂きます

インタークーラーが付いた状態では、普段作業出来なくなりますので
このタイミングで長期間使用出来るプラグにしておくのはコスパ的に♪

プラグ交換後イグニッションコイルを装着して、インタークーラー取付け
そしてボンネットダクトからの走行風をインタークーラーに導く為の
導風カバーを装着すればプラグ交換完了、エアークリーナーも
エアーブローでの清掃をして、ベルト類も張り&状態共にOKです

続いてブレーキフルードの交換とブレーキライン内のエア抜き作業
ストレーナーを取り外して、リザーバーの古いフルード吸い出した後
新しいフルードでリザーブタンクを満たして、リザーバーをセットします

前後ブレーキシリンダーから、ブレーキフルード交換とエア抜き
すっきりと透き通ったキレイなフルードに変わると気持ちも良いです!

お客様の使用の拠点が海に近い為かアクスル部の錆が目立ちます

今年はしっかりとアクスル部などに防錆塗装を致しまして
潮風から少しでもホーシングや各溶接部の浸食を保護できるようにして
エアー調整したタイヤを装着して接地、左前のタイヤに少し心配が・・・

おそらくどこかに接触したと思われる、内部ベルト切れの兆候
これ以上大きく膨らんでこないように願いつつ・・・仕上げの作業へ

ワイパーブレードゴムの交換やライト周りの点検
そしてボディーの仕上げ、キレイになった車両で明日検査に走ります

本日検査に走ったコペンも最終確認の作業です
元気な状態でバッテリー確認、交換から4年ですがcaosまだまだ元気

診断機でのチェックでは、予定していた2か所以外に1か所履歴が!?

まず吸気温センサーですが、これはエアークリーナー外した状態で
冷却系統のエア抜きの為、エンジンの暖機を行っていましたので
入力されて当たり前の部分ですから、そのまま消去して問題無し

次のリヤホイールスピード(回転)センサーも
検査場でのテスターで前輪だけ回したり、前後輪を別々にブ゛レーキの
テストで入力される部分ですのでコペンはほぼ全車定番、こちらも消去

予定外だったのはこちら、こちらは以前の診断機で拾えなかったのか
おそらくバッテリー交換前に入力されていたと思われる部分です
caos交換後に電圧が低下した事があるならその時かもですが・・・
これはお客様のみぞ知る部分、現状は問題は無いのでそのまま消去

再サーチかけましても別に入力される部分も無く現在異常なし!

エンジンの暖機状態、水温も規定値ですので問題無し
ISCバルブのフィードバックも、2年前の洗浄時より良好な 9%程で制御
こちらも全データー問題ありませんので、安心して乗って下さいね
以上で作業は完了です、M様今回も御依頼ありがとうございました

さて・・・ウチのPUMA号、ジョイントブーツ外して見てみましたら
まぁ~ここまで見事に骨折しちゃうもんなのね・・・(;´Д`A ```
仲間にいろいろ聞いてみましたらストックで持っている方も多かったので
間に合わなければ借りる事も出来ましたが、ありがたい事に在庫OK

皆様から、片側折れればもう片方も・・・との事で、交換するなら左右共
一緒でとの意見聞いて部品頼みましたが、部品は現在のASSY価格が
想像以上に高くて、片側1本が\50,800円(税別)と超高価!!!!!!!!!!!!
それでも最近のヤフオク価格で2本で7万円超えなの聞いてたので
新品ですし、安心して使える事考えればまだ安く感じますね^^;

エボⅥのPUMA号でジムカーナ出るには必要経費ですので
今年は参加イベントも少なく、シリーズ戦出たつもりでお金掛けますが
一昨年以降、エンジン逝ったりフロントデフやリヤデフ、脚の見直しと
平成11年式車両でジムカーナ続けるしわ寄せがまとめて来てる気が;;

あ・・・フロントトランスファのセンターシャフトも折れる前に
左右交換しないと、逝った時は修理代が40万円コースなので
こっちも発注しておかないといけないので、やはりお金掛かり過ぎ;;

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