バネットステアリング修理、アルテッツァやハイゼットなど ― 2018年02月23日 23時30分
先日ステアリングを回した時の違和感でご来店頂いたバネット
１回転する間に２回ほど180°間隔で引っ掛かりを感じる違和感
何度か回して頂きながら各所確認して、ここしか無い筈とアテを決め
発注した部品が届きましたので本日お預かりして作業開始
まずステアリングを回すと左のボックスに力が加わり
このボックスの中で９０°力の向きをかえ、右のギアボックスに
ロッドを介して力が加わる構造で、ロッドの前後には曲りがあっても
力をスムーズに伝達する、ユニバーサルジョイントが装備されてます
180°毎に引っかかりがあるとすればこのジョイントが一番怪しい
と言う事でロッドを交換なのですが、ともかく錆が酷く完全に固着!
何度も浸透潤滑剤を吹き付け、バーを介してハンマーで打撃しますが
叩いても動かず、何度も何度も同じ事を繰り返すうち少しずつ・・・
動くようになり、時間はかかりましたがなんとかジョイント外れました!
で早速前後のジョイントの動きを確認、前側は単に重いくらいでしたが
後ろ側は泥水が掛からない様カバーがあるにもかかわらず
ジョイントは横には動きましたが上下に全く動かない状態になっており
それは丁度１８０°毎の動きに起因する部分、原因は間違い無しです
ジョイントのスプライン部も錆が目立ちましたので
このままでは新しいジョイントがスムーズに組み付け出来ません
ワイヤーブラシで錆落としをしてから新しいジョイントを組み付けです
ステアリングのセンター位置がずれない様、合マークに合わせてセット
ロッドのセンターで長さを調整してネジで固定
試運転してステアリングの引っ掛かりが無い事を確認すると共に
センターのズレが無い事も確認し問題ありませんのでこれで納車です
先日下取りさせて頂いたアルテッツァは当初予定と違い、挙手で
購入して頂いた富山の某モータースポーツショップに渡す準備です
ブローカーの方に渡すなら外す予定だったスーパーオーリンズ
仲の良い方のお店ですので、そのままお付けしてお渡ししますが
代わりに現在装着されているTE37の代わりのホイール届けて下さり
TE37を若者のロードスター用に使わせて頂き、富山に届ける時には
今回届いたタイヤで運ぶ形になります、ここで嬉しい誤算も
S様が付けておいて下さったハブリングが
このホイールにもバッチリフィットしましたので再使用する事に
アドバンのA052と言う超本気タイヤ装着した１７インチホイール
既に一時抹消の手続きは完了しておりますので、雪が無くなる時期迄
運送屋さんも運搬控えておりますし、暫く当店でお預かりかなと
富山に行ったら、サーキット等も走る車両に生まれ変わるみたいです
こちらはオイル交換でお預かりしたハイゼットカーゴ
今回はエレメント交換は無し、PENNZOIL 5W-30を使用致しました
続いてのタントもオイルのみ交換でのご来店
エコカーと言う事で、粘度の違う5W-20を使用させて頂きました
さすがに雪の心配はなくなって来ましたので
冬前にスタッドレスタイヤに交換したMOVEは、サマータイヤに交換と
エンジンオイルの交換作業、そろそろサマータイヤへの交換も増えそう
本日受験に走ったハイゼットカーゴも仕上げのクリーンアップをして
昨日入れていなかった、燃焼室の洗浄をしてくれる
NUTECのNC220を添加して、燃焼効率のアップです
納車前の最終確認、診断機を使用して故障コードチェック
エンスト歴が残っていましたが問題はございませんので
故障コードの消去を行ってから、続いてはリアルデーターのチェック
リアルデーターも良い数値でエンジン制御&回転されていますね
これなら問題無し、夕方お客様の元へ納車させて頂きます!
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