トヨタハイラックス(スタウト?)の継続整備です2018年02月01日 23時29分

本日は平成2年式ハイラックスお預かりして作業です
まずはいつもの様に各部の洗浄から開始です

月曜日に作業させて頂きましたキャリートラック同様年式的に
シートベルトのウォーニングランプがございませんので気が楽ですね

しかも最近めっきり見なくなった、フェンダーミラーな仕様です

減少が見られたラジエターのサブタンクには、
WAKO'Sのクーラントブースターを注入して、防錆効果を高めます

何と今3台目のキャブレター仕様車、今日もキャブレタークリーナーで
チョークバルブや、ベンチュリー(中の流速を高める筒部分)を洗浄

交換時期を過ぎていたスパークプラグは
予想通り電極に汚れが付着・・・今回交換させて頂きます

リフトアップ後はタイヤなどを外して、ブレーキやブーツ等の確認

ブーツの破損もありませんし、ブレーキは前後どちらも問題無し
パッドやブレーキシューの残厚保を計測し、毎度のメンテ後

前後のブレーキシリンダーから、ブレーキフルードの交換です

マニュアルトランスミッション車ですので
クラッチのレリーズシリンダーからもクラッチ作動用フルードを交換

クラッチは直接熱が掛かりますので、フルードの劣化が早く
ブレーキ以上に効果が高いメンテナンスですので、お薦めですよ

車体下部の防錆塗装をした後、エアー調整をしたタイヤを装着し接地

スパークプラグも懐かしい品番ですね、今まで同様NGKプラグに交換

直接洗浄が出来ない燃焼室の汚れを落とすよう
NUTECのNC220を添加、実はコレ出力もアップする品なんですよ

塗装剥がれが出ていたワイパーアームとブレードも再塗装して
ブレードゴムの交換後車両に付け戻し、オイル注入しライト周りの確認
ボディーの磨きとコート剤での詩保護をして明日継続検査に走ります

S君から追加注文された、Sタイヤが届きましたので交換作業

これで2018年に使用する、TG47用のタイヤは全て準備完了
全日本ジムカーナと、JMRC中部&関東ジムカーナ選手権での活躍
応援していますので頑張って走って下さいね

タイヤのパンクでお預かりした左のタイヤですが、タイヤ自体がダメで
交換前提で探したら、同じ銘柄の程度の良いタイヤがありましたので
エアーバルブと共にこちらのタイヤに付け替えて、修理完了です

車検合格して戻ったキャンターの仕上げ作業
外していたホイールキャップを装着して室内含めクリーンアップ

メッキのキャップはキレイになるとピカピカでイイですね
タイヤもトリートメントで漆黒に染まりましたので、良い感じです

既に5年以上経過しているPanasonicのcaosバッテリーですが
状態はまだまだ大丈夫、使えるだけ使っちゃってくださいね!



ブレーキが焼けた!?グランドハイエースと、フィット預かり2018年02月02日 22時50分

右フロントのブレーキから焼けた臭いがして煙が出たと
先日連絡を受けたグランドハイエース、本日お預かりして点検です
まずはブレーキ確認の前に、タイヤの上下を持って手前⇔奥に揺すると
ガタガタと動く状態・・・と言う事でこれも原因の1つになりますので
まずホイールベアリングのプリロード調整を行う為、ハブ分解

途中はグリスでベタベタの為写真を割愛いたしましたが
ダブルナットを緩めてアウターベアリングのグリス詰め直し
奥のナットを一度締め付けた後一旦緩めて、再度適度に締め付け
ロックプレートを曲げて緩み止め、外ナットを締め付けプレートでロック
再度タイヤを取り付けてガタが無くなったのを確認してからブレーキへ

症状からすると結構錆びているかと思われたディスクキャリパーも
これで煙が出る程の状態になったのは納得できず・・・
とは言え、ハブベアリングのがたもありましたので、相乗効果かも!

シリンダー洗浄しますと確かに強く歌っていた様な痕は有りましたけど
やはり固着してパッドが焼けるほどには見えませんね・・・(-ω-;)?

それでも今以上に動きを良くする事で、症状は抑えられるはずなので
キャリパーのインナーキットを準備して、交換作業開始です

インナーキットを組み付ける前の儀式・・・
ともかくシリンダーとピストンをピカピカに磨き上げる事が大切です!

錆びのある部分も削り取ってからホーニングで、キレイに仕上がります
シールキットやダストブーツにグリスを塗りピストンを組み付けて

ダストブーツをCリングで固定すればキャリパーのO/Hは完了
スライドピン部もグリスを入れ替えて、パッド接触部にもグリスアップ

ホイールが真っ直ぐ回り、全ての動きが良くなった状態で組み付け
ブレーキフルードをタンクに満たして、エアー抜きをしてタイヤ装着

その後30分程アチコチ走り回ってブレーキの状態や
熱の持ち方を確認ピストンの動きが良くなった分多少スポンジーですが
ブレーキからの熱がホイールに伝わる事も無く、左右前後とも温度含め
問題の無い状態ですので、これでお客様にお渡しして経過観察です!

本日は週またぎで、こちらのフィットお預かりして継続整備です
車体下部やエンジンルームの洗浄からスタートです

お客様からの御依頼は、引っかけて外れたバンパーの修理
随分浮いてしまいテープで補修されていましたので確認しますと

ボディー側に着くはずの手前のパーツがバンパーと共に外れ
ボディー側の取付け部が変形+曲がってしまっていましたので
塗装が剥がれない様、問題個所を叩いたり曲げたりして修正

完全に元通りとまではいきませんでしたが
殆ど見た目で問題が無いレベルにはなりましたので良かったです

オイル抜きつつタイヤ外してブレーキドラム外して各部点検

ブレーキは問題ありませんでしたが
エンジン側の部品で交換時期になっているモノがありましたので
そちらの部品を発注して、明日届きましたら作業させて頂きます!



ミラのエンジンマウント保証交換とフィットの続き作業2018年02月03日 23時31分

先日車検お預かりで、エンジンマウントの劣化が発覚したミラ
9年(走行距離無制限)までの延長保証になっていましたので部品発注
本日車をあらためてお預かりして、届いた部品と交換いたします

まずは手軽に交換出来る向かって左側のエンジンマウント
完全に下まで下がり切っちゃっていますね・・・、下からジャッキで支え

劣化したマウントを取り外して、新しいマウントと交換いたします

逆の工程で、エンジンマウントを取り付けて完了

続いては向かって右側のミッション側マウント
こちらはバッテリーやバッテリーが載るプレートも取り外し
ジャッキでミッションを下から支えてからネジを外して、ジャッキを降ろし
ミッション側に付いているガイドからマウントが外れたら、左にズラして

ちとひねりながらマウントを上に抜いて、取り外していきます

取付けは逆工程でマウントをセットしてからネジを仮止め
ミッションを上げつつガイドを通して、位置決め後各ネジを締め付け

外していたバッテリーなどを元に戻して
ラジオや時計、パワーウインドなどのメモリーを再セットして完了
必要な書類と記録簿を記入して、外した部品と共にディーラーへ!

フィットも部品が届きましたので作業開始
走行距離的にそろそろ限界が来ているスパークプラグ取り外し
エンジンの裏側からの作業なので少し手間ですが・・・

予想はビンゴ、もうベースのネジ部にも湿度による錆も出ております

1300ccのエンジンは8本のプラグが必要ですが、1500ccは4本仕様
全数取り外して、現在のND⇒今度はNGKの新しいプラグに交換します

こちらには残念ながら"PREMIUM-RX"の設定がありませんでしたので
それまでの長寿命定番プラグ、イリジウムMAXを使用させて頂きます

プラグもイグニッションコイルも、取付ける時も少し手間ですが
今のフィット3と思えば天国、これでプラグ交換の作業完了です

随分と長い間使用したオルタネーターのリブベルトも交換です

プーリー接触面の起毛もフワフワな新しいベルトをかけて
張り具合を調整、水に濡れても音が出難くなりますので安心です

前後ブレーキから、古くなったブレーキフルードを抜きつつ
新しいフルードに入れ替わるまでフルードを抜きつつエアー抜き

目立つ錆は無くキレイな状態でしたが、アクスル部は錆が出やすいので
この状態を維持するように、シャーシクリアーで保護させて頂きました

交換時期が来ていたエンジンオイルには、PENNZOIL 5W-20を使用
最近ずっとこのオイルを使用しているせいか、10万キロ近い距離でも
エンジン内部はオイル焼けも無いピカピカ状態を維持できています♪

ワイパーブレードゴムの交換や燃料への洗浄剤添加
ボディークリーンアップや保護処理をして、月曜日検査に走ります


オイル交換からの、妻との結婚記念日デートです2018年02月04日 22時40分

本日は日曜日ですが、先日からお願いされていたバモスのオイル交換
お客様宅までお預かりに走り、交換作業、実はすでに2000km程
交換指定距離を超えていましたので、PENNZOILのオイルで交換後
お客様の御自宅へお届けしまして、本日の営業は終了です

と言いますのも、実は昨日が自分達の結婚記念日でして
そんな事で妻と一緒に一日遅れの結婚記念で、豊橋某所で中華ランチ

今日から31年目突入ですが、まず今まで共に歩んでくれてありがとう
お腹が満足しましたので、この後、新参者の映画観にいきます♪

で肝心の映画、「新参者・祈りの幕が下りる時」ですが
映画としての出来は凄く良いと思います、キャストも演技も凄い!
ストーリー内容の練られ方も凝ってて人気の程は当然でしたが
何でしょう・・・このもどかしい気持ちは・・・

あの時あの方がこうしていれば、こんな事にならず
違う幸せな姿でいられたじゃと…映画としての大切な部分を無視して
夫婦で共通の感想を持ってしまいまして、そして結論として
「やはり家族で仲良く過ごせることってほんとに幸せだよね」と言う
結果に落ち着きました、これならネタバレにはならないですよね(ばく)

そんなことで、夫婦そろって泣ける事が出来ませんでした~(^^ゞ

世の為人の為の車両整備、フィットの仕上げです2018年02月05日 23時01分

本日は世の為人の為に頑張る車両の継続整備です
エンジンルームの洗浄時、カムカバーからオイル漏れ発覚

部品交換の前に洗浄剤を脂汚れに吹き付けてしばし放置
その後高圧洗浄機で汚れを落として、リフトへ移動です

入庫が半年ごとなので仕方ありませんが
エンジンオイルは交換指定距離をそろそろ2000km超え・・・
エンジン暖機状態で早速オイル抜き出していきます

エアークリーナー含めて各部の確認と部品の発注
因みにこちらのエレメントはエアーブロー清掃でOKでした

オイル漏れの元凶はカムカバーとシリンダーヘッド間に使われている
この黒いパッキン、プラグホールへのオイル漏れも兼ねています
まだ走行距離は16万キロくらいですが、当店の廉価Q'sオイル使用で
指定距離超えてからのオイル交換続きですので、この汚れも止む無し

スパークプラグは今まで通常タイプ使用していましたが
交換距離の幅に余裕が無く、今回も電極摩耗していましたので

今後の使用を踏まえて、今回は長寿命タイプの
NGKイリジウムMAXを使用して、暫くメンテナンスフリー狙いです

そして毎度500cc減少する冷却水、原因をずっと探っていましたところ
ウォーターポンプのハウジングから結晶化したLLCを発見しましたので
こちらをまず洗浄⇒乾燥後、本来の使用目的とは違いますがコレを使い
ハウジングから出て来る水を止めてしまおうと言う作戦です

ハウジングに沿ってフィックスシールを吹き付けていきます
全周吹き終わったら20分程待って、再度同じ用に吹き付けて
フィルム状の膜が出来れば、滲み程度の水なら止まるはず!!

サブタンク上のFULLレベルに合わせて、スーパーLLCを補充
これで半年後の減少率が下がれば作戦成功ですので、今後に期待!

プーリー接触面の起毛は全て無くなり、
背面がテカテカになっていたリブベルトも交換いたします

テンショナーに長いメガネを装着して緩み側に力を加え
新しいベルトを装着してテンショナーに掛けたメガネ外せば完了

続いてはフロントサスペンションの、スタビライザーリンクロッド端の
ボールジョイント部のブーツが破損して、ガタが出て来ていましたので・・・

カタカタ・コトコトと音が出る前に、新しいリンクロッドに交換です
スタビライザーに伝わる力もタイムラグが無くなり反応も上がりますよ

新品のカムカバーガスケットも届きましたので交換作業
プラグホール側の部分は、カチカチにプラスチック化しており
外すとパキパキと割れてしまうほど、新しいパッキンを装着して

フロントカバーとブロックとの接触面にシール材を塗り
新しいガスケットを装着したカムカバーを装着してねじ止め

外していたイグニッションコイルやハーネスを接続して
最後にエンジン上部の、エンジンカバーを装着すれば完了です
その後エンジンオイル注入、今回もコスパ重視でQ's5W-30を使用です

その後はブレーキフルードの入れ替え交換
2年間頑張った古いフルードを新しいフルードに交換です

そして今年は車体下部の汚れや錆が出てきましたので
シャーシブラックで防錆塗装してから、ローテーションしたタイヤを装着
ライト周りの確認やワイパーゴムの交換をして明日検査に走ります

本日検査合格して戻ったフィット、残りのクリーンアップをしつつ

2年間使用して色々なモノをキャッチして汚れた
エアコンのクリーンフィルターを取り外しまして

今回からコスパの良い、国産Mリット製のフィルター装着
また2年間、車内や車外からの汚れをキャッチしてくれますように

その後は診断機を接続、検査で入力されたリヤブレーキの異常と
ビークルステビリティの異常を合わせて消去、その他年末にお客様が
ディーラーでエアバッグの対策をしたとの事でしたが、本来消されている
コードの異常も消されないままになっていましたのでコチラも消去して

そして仕上げのエンジンのリアルデーター確認
こちらは全て問題無し、夕方お客様宅へ納車させて頂きます
W様、長い間お車借して頂きありがとうございました!



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