本日は世の為人の為に頑張る車両の継続整備です
エンジンルームの洗浄時、カムカバーからオイル漏れ発覚
部品交換の前に洗浄剤を脂汚れに吹き付けてしばし放置
その後高圧洗浄機で汚れを落として、リフトへ移動です
入庫が半年ごとなので仕方ありませんが
エンジンオイルは交換指定距離をそろそろ2000km超え・・・
エンジン暖機状態で早速オイル抜き出していきます
エアークリーナー含めて各部の確認と部品の発注
因みにこちらのエレメントはエアーブロー清掃でOKでした
オイル漏れの元凶はカムカバーとシリンダーヘッド間に使われている
この黒いパッキン、プラグホールへのオイル漏れも兼ねています
まだ走行距離は16万キロくらいですが、当店の廉価Q'sオイル使用で
指定距離超えてからのオイル交換続きですので、この汚れも止む無し
スパークプラグは今まで通常タイプ使用していましたが
交換距離の幅に余裕が無く、今回も電極摩耗していましたので
今後の使用を踏まえて、今回は長寿命タイプの
NGKイリジウムMAXを使用して、暫くメンテナンスフリー狙いです
そして毎度500cc減少する冷却水、原因をずっと探っていましたところ
ウォーターポンプのハウジングから結晶化したLLCを発見しましたので
こちらをまず洗浄⇒乾燥後、本来の使用目的とは違いますがコレを使い
ハウジングから出て来る水を止めてしまおうと言う作戦です
ハウジングに沿ってフィックスシールを吹き付けていきます
全周吹き終わったら20分程待って、再度同じ用に吹き付けて
フィルム状の膜が出来れば、滲み程度の水なら止まるはず!!
サブタンク上のFULLレベルに合わせて、スーパーLLCを補充
これで半年後の減少率が下がれば作戦成功ですので、今後に期待!
プーリー接触面の起毛は全て無くなり、
背面がテカテカになっていたリブベルトも交換いたします
テンショナーに長いメガネを装着して緩み側に力を加え
新しいベルトを装着してテンショナーに掛けたメガネ外せば完了
続いてはフロントサスペンションの、スタビライザーリンクロッド端の
ボールジョイント部のブーツが破損して、ガタが出て来ていましたので・・・
カタカタ・コトコトと音が出る前に、新しいリンクロッドに交換です
スタビライザーに伝わる力もタイムラグが無くなり反応も上がりますよ
新品のカムカバーガスケットも届きましたので交換作業
プラグホール側の部分は、カチカチにプラスチック化しており
外すとパキパキと割れてしまうほど、新しいパッキンを装着して
フロントカバーとブロックとの接触面にシール材を塗り
新しいガスケットを装着したカムカバーを装着してねじ止め
外していたイグニッションコイルやハーネスを接続して
最後にエンジン上部の、エンジンカバーを装着すれば完了です
その後エンジンオイル注入、今回もコスパ重視でQ's5W-30を使用です
その後はブレーキフルードの入れ替え交換
2年間頑張った古いフルードを新しいフルードに交換です
そして今年は車体下部の汚れや錆が出てきましたので
シャーシブラックで防錆塗装してから、ローテーションしたタイヤを装着
ライト周りの確認やワイパーゴムの交換をして明日検査に走ります
本日検査合格して戻ったフィット、残りのクリーンアップをしつつ
2年間使用して色々なモノをキャッチして汚れた
エアコンのクリーンフィルターを取り外しまして
今回からコスパの良い、国産Mリット製のフィルター装着
また2年間、車内や車外からの汚れをキャッチしてくれますように
その後は診断機を接続、検査で入力されたリヤブレーキの異常と
ビークルステビリティの異常を合わせて消去、その他年末にお客様が
ディーラーでエアバッグの対策をしたとの事でしたが、本来消されている
コードの異常も消されないままになっていましたのでコチラも消去して
そして仕上げのエンジンのリアルデーター確認
こちらは全て問題無し、夕方お客様宅へ納車させて頂きます
W様、長い間お車借して頂きありがとうございました!
最近のコメント