ミラジーノの継続整備とキャリーの続き作業2018年01月30日 23時49分

本日はウチのミラの兄弟車、L700Sミラジーノ君の継続整備です

購入時に当店でアレコレ付けさせて頂いた本家ミニのグリル装着仕様
エンジンはターボこそ無いですが、可変バルブタイミングなEF-VEなので
5速マニュアルのミッションと相まって、キビキビと走り気持ち良いです

とは言え経年劣化もそこそこ進んでいますので
タイロッドエンドブーツは破損してグリス漏れがありましたので

いつものように、ナックルと切り離して左右共にブーツ交換

EFエンジンの泣き所、こちらのブローバイホース下のパイプ詰り
ここが詰まると手前の太いホースからインテークにオイル逆流量が増え
スロットルやエアークリーナーの汚れが増すのでクリップでホジホジ

Lowレベルまで減少していましたので、サブタンクにLLC補充

EFエンジンの泣き所、上でも書いた
ブローバイからのオイル逆流による汚れが目立ちますので

いつものように、クリーナーを使いISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)や
スロットルバルブなどをしっかりと洗浄して、キレイな状態に戻します

エンジンの外ベルトもヒビが目立ちますので全数交換いたします

そんなベルトでしたので、暖まり出すと常にエンジンからは
キュルキュルと音が出ていましたが、これで随分静かになりました

前後のブレーキ確認からの、リヤブレーキはオーバーホール

ホイルシリンダーもピストンもキレイに磨いて、カップキット交換

リーディング側のブレーキシューも摩耗が進んでいましたので交換

全てを組み付けた後は、隙間調整をしつつドラム取り付け

前後のシリンダーからブレーキフルードの交換
キレイに透き通るまでしっかりと交換をさせて頂きます

細かい部分に錆が目立ちましたので、アクスル部には防錆塗装をし
前後でローテーションしたタイヤを装着し、エアー圧の調整後接地

エアークリーナーのエレメントも届きましたので
新しいフィルターに交換して組み付けです

随分と色が抜けてしまっている右のウインカーレンズ
このままでは車検で「橙色」と認められませんのでバルブを橙色にして
切れていたストップランプのバルブと共に、交換して装着すればOK

錆びの目立つワイパーアームは塗装して、ガタの大きくなっていた
ワイパーブレードは交換、ボディーの磨きとコート剤の保護処理で完了

本日検査に走るキャリートラックは出かけるタイミングで
テールレンズが届きましたので、交換して検査へGO!です

検査合格して戻りましたが、例のマフラー穴部分は補修部が崩れ
もう排気漏れが始まっていましたので、部品の到着を待って交換です

随分と硬くなっていたフランジボルトを緩めるには
最近定番の冷却潤滑剤、本当に頼りになるアイテムです

マフラーは1本物なのでミッションのメンバーを取り外して
マフラーを抜き出してから、新しいマフラーを装着いたします

マフラー交換後、外していたミッションのメンバーを元通りに組み付け
これで作業は完了、お客様の元へ納車させて頂きます。



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://move.asablo.jp/blog/2018/01/30/8780178/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

◆当社MAP 携帯用QRコード◆