マツダボンゴお預かりして継続整備です ― 2017年04月17日 23時15分
強烈な低気圧接近中、曇っている間に急ぎ洗浄して工場へ避難は
マツダのボンゴトラックです、リフトアップして乾燥させつつ各部点検
いや～結構な降りですね、これは完全に"桜"終了な予感(残念)
昨年少しづつ腐食が出ていたので、
さすがに今年はリヤドラムブレーキのオーバーホール必須です
そこそこ複雑な各部のスプリングなどを取り外して、シューを外し
バックプレートの清掃をした後にホイルシリンダーから
ブレーキのピストンを抜き出します、漏れはまだ無いのですが
腐食が思いのほか進んでいまして全体に錆が・・・
シリンダー側も同じ状態ですので、ホーニングも必要ですね
でもこの程度でしたら、まだホーニングブラシ程度でピカピカに復活
虫食いなども全く出ていませんので、内部の状態も問題無しです
ピストンも同じく、軽い研磨で錆は殆ど無くなりましたので
新しいカップキットを組み付けて、ホイルシリンダーに組み付けです
ブレーキシューの摩擦面に油分が付かないよう細心の注意をして
前後側のブレーキシューを組み付け、各バネを説取付けて固定します
左右共に同じようにオーバーホール完了しましたら、ドラム取り付けて
前後のブレーキシリンダーから、エアーを抜きつつ
古いフルードを新しいブレーキフルードで押し出し、ライン内を新鮮に
クラッチの作動用フルードはブレーキ以上に過酷なので
こちらも同様に古いフルードを、新しいフルードに交換しておきます
タイヤを装着する前に、防錆の為のシャーシブラック塗装
最近の水性塗料は、雨でも艶が出るのはありがたいですが
やはりこれだけ湿度が高いと、乾きがかなり遅くなってしまうが残念
ボディーの各所からまだ水が垂れて来ますので磨きは明日にして
ライト周り確認とワイパーの交換や、診断機でのデータ確認等
データーも問題ありませんし異常コードの入力も無く問題無し
エアバッグのリコールに寄ってくる関係で継続検査は明後日です
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