トヨタライトエーストラックと、ハイゼット足回り修理2015年01月14日 21時40分

ライトエーストラックが入庫いたしましたので高圧洗浄からスタート

リフトアップして各部確認しますが、ゴムの劣化もオイル漏れなども無く
今年はコレと言って、作業が必要な問題のある個所は無さそうです

エアークリーナーもエアーブロー清掃
ブレーキも問題無しなのでいつもの作業のみしてOK

ただこのライトエース、新車の頃から足回りからのキッキッと異音
どうも原因はリーフスプリング間のコスレ音のようなので
車検毎にリーフ間の隙間に、モリブデングリスを流し込んでいるのです
功を奏しているのかどうか、最近とても静かになってますので続けて!

その後は車体下部への防錆塗装をしてリフトダウン

NUTECのNC220と言う、燃料系カーボンスラッジリムーバーを添加し
近距離走行が多いので、自然と汚れてしまう部分の対策です

仕上げはいつものようにポデーィの磨きと艶出し保護
当初は艶が退けていたボディーでしたけれども

ポリッシャーで磨き込んでいくと、まだまだキレイな下地です
保護コートも施工して、明日車検に走る準備は完了です

本日車検から戻ったハイゼットカーゴも
車内の清掃を済ませて、代車と乗り換えての納車完了です

今日は同時作業で、事故で足が曲がってしまった
ハイゼットカーゴの、ナックル&ショック交換も進めさせて頂きました
ナックルをASSYで取り外した後、ショックアブソーバーを取り外します

取りはずした部品と、新たに交換する部品
車両保険での対応なので、怪しい部分を全て交換させて頂きます

足回り部品組み立ての為、治具を用意
これが無いとプレス作業が進みませんので役に立つ相棒です!

まず最初に、ナックルにベアリングを押しこみます
無論上下に治具をセットして、しっかりと位置決めし、力が逃げない様

圧入が終わったベアリングには、抜け防止のスナップリングをセットして

続いて、ハイゼットの場合にはバックプレートも圧入なので
ナックルのアーム部とバックプレートの穴の位置を合わせて圧入

その後、裏からベアリングのインナーが抜けないよう治具で押さえつつ
上からハブを押し込んでいきます、下のボルトが長く治具選びも大切!

こちらも圧入が完了しましたら、裏からロックナットでハブを固定して
ゴミ等の侵入を防ぐ、ダストキャップを打ち込んで蓋をすれば完成です

続いてはショックアブソーバーの交換
保険ではASSY交換は許可されませんので当然分解
スプリングコンプレッサーでバネを縮めて、アッパーを取り外し

ショックアブソーバー本体の入れ替えをして
外した部品をすべて移植していけばこちらも作業は完了です

交換した部品を車両側にセット、外した部分をすべて接続して
ブレーキティスクローターやキャリパーを取り付ければOK

タイヤ装着して接地した後は、アライメント調整用のリフトに移動
レーザーアライメントテスターでトーの調整をして試乗して状態確認
ハンドルの位置狂いも無くなりましたし、目視では確認出来ませんが
やはりナックルかショックのどちらかが(もしくは両方)が逝っていた模様

ハイゼットも本日納車、S様お待たせいたしました
バッチリ直っておりますので安心して乗って下さいね!

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