旗日の本日はエンジン息継ぎのボンゴ修理でお預かり2021年11月03日 23時02分

本日は国民の休日 (旗日) でございますが当店はお仕事

以前エンジン息継ぎの連絡を頂いたボンゴお預かりして作業です
引き取りで走っている間も定期的に息継ぎ発生し気持ち良く走れません

この時代の車両で息継ぎとなればやはり怪しいのは点火系統です
そんな事で部品は用意させて頂いておりますので、診断して交換します

プラグコードや、スパークプラグ、プラグに点火の順番に
スパークを配電するディストリビューターのキャップなど確認していきます

ディストリビューターのキャップとローターにはセグメント摩耗があり
この付着した粉が湿度を持つと失火率が上がりますのでキャップと
ローターと呼ばれる配電部品を今回交換します

走行距離的にはまだ使える距離の筈なのですが
やはり時間の経過と共に湿度からの腐食が進んだプラグ
アース能力が落ちても失火が発生しやすいので交換させて頂きますが

新しいプラグの装着前に、シリンダーヘッドのプラグ穴に付着している
カーボン汚れをタップで切り落として、接地側電量の流れを良くします

4カ所ともタップがけをした後で、スパークプラグの交換
失火率を下げたいので、着火性に優れた NGK PREMIUM-RXを使用

ローター、ディストリビューターキャップ、接点腐食が見られた
プラグコードもセットで交換させて頂き試運転、失火の息継ぎもなく
調子も復活、これで無事修理完了で一安心です、ただセンターのコードは
本日未入荷でしたので…こちらは次の車検整備で交換致します

プラグネジにも付着していた燃焼室にたまったカーボン除去の為
燃料洗浄剤も添加して作業完了、これでお客様に納車させて頂きます


ホンダN-WGN 車検前整備、エンジンオイル距離が💦2021年10月20日 23時59分

本日はホンダN-WGNの初車検前点検整備です
いつものように洗浄作業からスタートですが、左リヤのホイール
何かに接触して曲がりが出てしまっていますね、ボディーも凹みが

お預かり時にメーターを確認して・・・ええっ💦
次回オイル交換距離は10000kmでしたけれど、現在の走行距離は
19000km超えって・・・オイル無交換で15000kmほど乗られた計算

まずリフトアップして各部の点検、腐食が少し出て来ていますが
足回りのダストブーツなどゴム部品は問題無し、接触跡もありません

超過しているエンジンオイルとエレメントは同時交換致します
今回は中に残ったオイルもしっかり抜く為この状態でしばらく放置

フロントディスクブレーキや、ドラムを取り外しリヤブレーキ点検
摩擦材の残量は十分ですので通常のメンテナンスで仕上げますね

ホイールとキャップの曲がりが痛々しいですね
前後でタイヤローテーションするためフロントに付ける事になるホイールは

ハンマーを使って何度も修正打撃を行い
本来の丸い状態に戻し、バランスに影響がないようにしていきます

ブレーキも通常メンテナンス、漏れや固着もございませんので
バックプレートへのグリスアップや、ドラムとの隙間調整をして

センターハブとホイールとの固着防止処理をして
ブレーキドラムを組み付け、前後シリンダーからブレーキフルード交換

タイヤは前後でローテーションして取り付け
接地後トルクレンチで規定トルクで締め付けて完了

エンジンのベルト類は問題無し、エアーエレメントも
エアーブローでの清掃をして組付ければまだ大丈夫です

N-WGNはオイル量自体が2.6Lと少ないので、オイル交換超過は
命取りにもなりかねませんので、今後の事を考え添加剤も追加したうえで
エンジンオイルは大事を取り今回からPENNZOIL MG5W-20に変更です

ワイパーブレードゴムは前のみ交換、ライト周りの点検をして明日検査です

本日検査に走ったボンゴトラックも残りのクリーンアップと最終診断
タイヤもUVから保護するコート剤を吹き付けて綺麗に致しまして

満充電されたバッテリーもまだまだ使用可能です
これで完了、夕方お客様のご自宅へ納車させて頂きます

足回りの異音と走行異状でお預かりのパレット修理2021年10月08日 23時02分

本日は走行時のゴトゴト音と車が勝手に左右に振られる異常の修理で
スズキパレットお預かりして作業させて頂きます

まず1点、最大の原因はこのショックアブソーバー
オイル漏れによる減衰性能低下、俗にいうショック抜けです
バネで揺れる動きを吸収できず落ち着かない動きになります

左右のショックアブソーバーを交換致しますのでストラットASSY取り外し

2つ目の原因名はこのバンプストッパー
サスペンションの最大ストローク量を制限する部品なのですが
ウレタン部分が劣化してストローク制限も出来ず底付き状態も発生

スプリングコンプレッサーでバネを縮めてショックから分離
新しいバンプストッパーと共に、新しいショックアブソーバーに組み換え

今回は純正品より安く、スタビリティは純正以上な
カヤバのNEW SR/SPECIALを使用して取り付け致します

バンプストップ―とダストカバー位置も正規の場所におさまり
砂や泥などの付着からシール部分が逝き、オイル漏れする流れを
是正できますのでとても大切な部品なのです

アッパーマウント迄交換すると費用がかかりますので再使用
大切な部分は交換しますので、小さいコトコト音までで治まるはずです

そして予定外だったのがこちらのロアーボールジョイント
ブーツ破れは無かったのですが中に泥水が浸入しており(隙間から!?)
ジョイントがガタガタになって、こうなると走行中ハンドル真っすぐでも
左右に数°ほど勝手に動く為、抜けたショックアブソーバーと相まって
車が左右に振れたりタイヤの変摩耗が進むことになります

ジョイントだけの交換は出来ませんので
こちらはASSYでの交換、右はまだガタが無かったので
左側のロアアームのみ交換して組付けて行きます

位置を合わせてすべてのボルトを入れて、疑似的に1Gをかけて
各部締め付けして試運転、やはり新品のアブソーバーは良いですね
全ての動きがしっかり押さえられてサスペンション本来の動き
ボールジョイントのガタも無くなり、ハンドルも落ち着きました!

オイル交換もご来店、M様いつも豊橋からありがとうございます

Tさんのルーミーは今回エレメントとセットでの交換です

定期交換して下さるので状態は良し、ありがとうございました!


スイフトマスキングしてアクスル塗装など残り作業です2021年09月14日 23時24分

スイフトスポーツ昨日の続き作業、古いブレーキフルードを抜いて
新しいブレーキフルードをリザーバーに入れてセット

前後のディスクブレーキシリンダーブリーダーから
新しいブレーキフルードに怖るまでしっかりと交換してから
アクスルへの防錆塗装の為の準備開始です

塗料自体が飛散しやすいタイプなのでボディーをマスキングします

全周を保護しましたら、下端部を貼り付けて
タイヤハウス部分はカットして塗装の準備完了

せっかく交換して赤が鮮やかな足回りのスプリングや
HKSのステンレスサブマフラー部分も保護してから塗装開始

エンジン内のマウント部分も既に腐食が出ていますので
こちらには目立つさび止め塗料ではなくクリアー塗料で保護

粉を吹いているアルミ部分にもクリアー塗料を吹き付けて保護
フロントパイプがあるとオイルパンやフロントサスペンションメンバーも
塗装が出来ませんし、マスキングではなく外して作業が正解ですね

今度はこちらの塩害からアクスルをコートする
専用の塗料で塗装していきます、1度では薄いので時間置きつつ数度

しっかりと厚めにラスブロック塗料を吹き付けて
腐食しやすいアクスル部をしっかりと保護していきます

錆落とししたフロントサスペンションメンバにも
何度かに分けてラスブロックを吹き付けて塩害からガードして完了

感想を待つ間はズレている状態のホイールの裏側も拭き拭きして

表側のスポーク部分に付着した汚れも拭き拭きして行きます

接地してからはナットを規定トルクで締め付け検査前の残りの作業

こちらの牽引フックは常設してしまうと
突起物扱いになりますので取り外して検査を受けます

ゴムが切れかかっているワイパーブレードラバーも交換致します

エアコンクリーンフィルターもこの汚れ具合
定期交換してリフレッシュさせて頂きます

仕上げのボディークリーンアップ
コート剤を使ってボディーの仕上げ作業をして行きます

きれいになりましたのでこれで検査前の仕上げ完了です

直噴エンジンはともかくバルブ背面が汚れますので
FUEL-1を添加してゆっくりとバルブや燃焼室のカーボン落としも!



キャンターの続き作業、ジムニーのタイヤホイール交換2021年08月24日 23時27分

キャンタートラック昨日の続き作業です
エアー抜きを兼ねて、ブレーキフルードの交換作業
昨日分解したリヤブレーキは圧縮出来るエアーがかなり入ってますので
しっかり抜いておかないとブレーキが効かないので丁寧にエア抜き

クラッチはブレーキよりフルードに熱が入るので、古いフルードを
しっかり交換するのが大切ですすし、作動量が増える程変化します

タイヤ装着して接地後は黒煙防止の意味も兼ねて
ディーゼルラインの洗浄をしてくれる添加剤を注入して

ワイパーブレードゴムの交換と、ライト周りの点検
左バックランプバルブ切れで交換、これで作業完了です

ボディーの磨き込みとコート剤での保護処理をして明日検査に走ります

先日ホイールリムとタイヤビード部腐食でエアー漏れのジムニー
新しいタイヤとホイールご注文頂きましたので(感謝)組み込み開始

エアーバルブを取り付けたらホイールを裏返してセット
リバースホイールなので裏から組付けます、選択したタイヤは
ジオランダーで人気のホワイトレタータイヤ、X-ATを選択です

タイヤとホイール組付けてバランスの調整完了
ホワイトレター保護のシートは装着迄そのままにしておきます

前回エアー漏れしたホイール以外にも腐食かなり広がってますね

リフトアップしてホイールセットの交換進めていきます

タイヤサイズも変更したので見た目もワイルドですね
ホイールもリバースらしい深リムで、ホイールも太く見えます

保護カバーを剥がして更にその下の保護のブルーシートを剥がして
きれいなホワイトレターを出して完了です、心機一転走って下さいね



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