水+オイル漏れのアルトの修理、ヴェゼルの仕上げ2022年03月17日 23時47分

本日はオイルと水漏れが発生しているHA24Sアルトの修理です
オイル漏れは経年でのパッキンの劣化だと思われますが・・・

水漏れはこの型のアルトに多発している、サーモスタットハウジング
下の部分からエンジン停止後じわじわと漏れていく状態ですが
樹脂製のハウジングが変形、もしくはガスケット切れが殆どですが
サーモスタットとハウジングが一体型なので、ASSY交換が必須です

そして取り外すのも意外と手間で、見えにくい場所に付いていますので
この状態まで外しても全体が見えません、スロットルボディも取り外します

これで全体が見えましたので、ホース類を取り外して
サーモスタットハウジングを取り外していきます

ガスケット切れは無しでしたので、ハウジングの変形が原因のようです

部品として新しいガスケットが装着された状態のハウジングに交換
逆の工程でサーモスタットを交換して、そのまま仕上げたかったのですが
ラジエターのアッパーホースがブヨブヨでしたので、交換しないと危険
こちらは部品が届き次第、取り付けできるように途中まで組み上げて

先にオイル漏れの修理を進めます、コイルを取り外しましたら
予想通り、プラグホール内にオイルが侵入しておりコイルもベタベタ

当然スパークプラグもこの状態ですので、今回交換させて頂きます

オイルに浸かっていたコイルも、再使用するためしっかりと洗浄

シリンダーヘッドカバー取り外し、ガスケットは既にゴムではなくカチカチ

手で外そうとしても、パキパキとガスケットが折れて取れてくるほど…

オイルが侵入していた、プラグホールもオイルをキレイに拭きとり

新しいガスケットを装着して、前後の角部分やパーツ接合部には
シールパッキンを塗ってから、シリンダーヘッドカバーを装着です

各ネジを対角線上に締めていきます、何度かに分けて締め上げて完了

新しいスパークプラグが届きましたので、装着してから
最後はトルクレンチを使用して規定トルクで締め付け本日はここ迄

ヴェゼルの仕上げ作業です、社外と共に室内のクリーンアップをしつつ

バッテリーの点検ですが、検査に走る間ずっとアイドルストップしません
診断しましたらやはりバッテリーがアイドリングストップ用としては終了
ただ通常の充電制御としてでしたらまだ使用は可能ですので
燃費は悪くなりますが、交換のタイミングはお客様に委ねます

3年間使用したエアコンクリーンフィルターはかなりの汚れ具合
新しいエアコンクリーンフィルターに交換して完了です

診断機でのチェックも現在異常な部分は履歴も
制御電圧やデーター値含めてございませんでしたので
これでお客様の元へ納車させて頂きます、ありがとうございました


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://move.asablo.jp/blog/2022/03/17/9474038/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

◆当社MAP 携帯用QRコード◆