トール点検とNB8C燃料系交換2、キャンター燃料漏れ2022年03月04日 23時12分

本日はトールの12か月点検お預かり
エンジンの点検の後は、リフトアップしてタイヤ脱着して

下回りとブレーキの点検です、エレクトリックパーキングシステム
パッドとシューの厚みを計測して漏れのチェック、摺動部へグリスアップ

既に腐食で堅くなりつつあったハブとドラムの取り付け部は研磨

固着防止のモリブデンスプレーを吹き付けて腐食進行から保護

エンジンオイルも走行距離が過ぎていますので交換
PENNZOIL MG5W-20を使用して交換、今日はこのまま明日迄預かり
明日業者様が積載車で取りに来てくれますので、コーティングメンテです

インジェクターとフューエルホース交換のロードスターの続き作業
かなり太くなったホースの取り回しに戸惑いつつデリバリーの位置合わせ

インジケーターの長さ調整の為のカラーを装着してデリバリーを固定

ここが一番の問題部分、太い上に元々のクランプ位置が奥の為
クリップファスナーを装着するだけでも一苦労・・・無事固定出来ました

半分に割っていたサージタンクの中間ガスケットは新品に交換して

下側のサージタンクに合わせて組付け、同じく取り付け面を整え

スロットルボディーとサージタンク間のインシュレーターガスケットを
交換してからスロットルボディを取り付けて、ワイヤーやホースの復元

全てのホースとコネクターを元通りに組付けた後は
この部分のむき出しになっているコードを保護するために・・・

元々は付いていたコルゲートチューブで保護
熱と経年の劣化で破損していましたのでこれで安心です

同じくヘッドカバー前のコードもコルゲートチューブで保護し新たにクランプ
これで全てのパーツが元通りに組付けられましたので、エンジン始動!!!

・・・の予定でしたが、バッテリーがパワーダウンで始動不可(;´Д`)
しかも軽量のリチウムイオンバッテリーに交換されていますので
ヘタにジャンプスタートは出来ず、専用の充電器を繋げて充電開始
完全に確認できるのは明日になりますね…(^▽^;)💦

エンジンから何か漏れていると預かってきたキャンタートラックですが
お客様の予想していた水ではなく、登録から30年経過して穴が開いた
こちらのフューエルホースからの漏れでした・・・軽油で良かったです

取り外したホース、目視で見えるピンホールは発見出来ませんが
エンジンをかけると矢印部分から燃料が糸の様に出てきますので寿命

ガスケットと共に新しいホースに交換してからブリーダーを緩めて
ポンプのプランジャを使い燃料ラインのエアー抜きをしてエンジン始動
漏れや滲みも無くなりましたので、これでまたお仕事に使って頂けます

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