新種納車前の防錆施工、キャリィの仕上げです ― 2021年04月08日 23時11分
実は環境的に足回りが千切れるほど腐食するため納車前に対策です
融雪剤や潮風の影響を受ける地区定番の浸透防錆ノックスドールと
ラスブロッカーという塩害防止吹付けアンダーコートです
まずはタイヤを外して外に飛ばない様マスキングして施工開始
円周にまんべんなくワックス防錆剤を噴霧する特殊なノズルで
フレームの奥側から手前に浸透防錆材を行きわたらせます
メンバーの隙間なども含めて塩水が浸透しそうな部分にしっかりと施工
サイドシルはメクラ栓を外して前から後ろまで、中の面だけでなく
隙間浸透させていきます、ノズルが長いので2か所から噴霧しつつ
手前まで吹き付け施工すれば全ての箇所まで届きますので助かります
隙間からノックスドールが垂れるくらいまで吹き付けて
フレームの外側には、塩害ガードコートのラスブロッカーを吹き付け
しっかり全個所に施工すると各部浸透しながら対塩水の被膜が出来
サイドシルの隙間からも余りのノックスドールが垂れて来ていますね
タイヤハウス内もメンバーやアームの隙間にはノックスドール
表面にもしっかりとラスブロッカーを吹き付けてコートしていきます
元の地肌が見えないくらい表面を覆いましたので乾燥待ち・・・
ただこのノックスドールは完全乾燥までに4日ほどかかりますので
納車は来週の半ばあたりのなりそうです、K様もう少しお待ちください
検査合格して戻ったキャリィダンプ、外装のクリーンアップ作業をして
エンジンを暖機しつつ、診断機チェックを開始いたします
異常の履歴は無く、暖機迄の流れも良いです
各制御データーや信号の値も問題無し、夕方納車させて頂きます
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