S2000のブレーキからの登録作業へ2019年03月01日 23時02分

リヤキャリパーインナーキット、キャリパーピストン、スライドピン
全て届きましたので作業開始です、まずは昨日のうちに分解と
サビ取り+ホーニングした1つ組あげていきまして

そちらが組みあがりましたら続いて反対側のキャリパーです
こちらの錆を専用のドリル用ワイヤーブラシとドライバーで落とし

ブラシでとり切れなかった細かい錆や付着物含めて
ドリルに付けた、ホーニングブラシで磨き上げていきます

当初と思うと、きれいになったのがお分かりいただけるかと思います

その後まずパーキングブレーキ側のカムとピン
フリーピストン、アジャスターなどを組み付けた後に、ピストン組付け

パッドの凸部に合う位置に、ピストンの凹側をセットして完成

サビていたスライドピンの代わりに、新しいスライドピン装着

そしてキャリパーのパーキングワイヤー調整ですが
何とこちらのS2000、効きが気に入らないのか締め代詰めていたようで
調整ロッド先端部のナットが随分とねじ込まれ、ネジがかなり伸びてます
まずはこれをワイヤーがフリーになる位置までナットを緩めまして

左右のリヤブレーキキャリパーを装着してワイヤー取り付け

車検付きで出品されていた車両ですが、ブレーキと
クラッチのフルードも交換されていないようで、こちらは真っ黒;;;

元々透き通っているフルードがここまで濁るとは…
車検毎でのフルード交換が大切なのが分かって頂けるかと

フロント側のキャリパーも含めて、ブレーキライン内のフルードを
当店定番の、DOT4規格な新しいフルードに全交換させて頂きました

同じく末期的に汚れていたクラッチ作動用フルードも
キレイな状態になるまでしっかりと交換させて頂きました

ブレー側のタンク、フルードが下まで透き通って見えるようになりました

クラッチのマスターシリンダーも同じくタンクの底まで見える状態に

その後ブレーキペダルを操作して、リヤキャリパーのピストンを
しっかりと定位置まで出した後、パーキングワイヤーの調整
本来のナットの位置はここあたり、ロッドの長さも随分改善されました
正規の方法知らずにパーキング調整続けていると
結果的にパーキングブレーキ効かなくなりますのでご注意ください

タイヤ装着前にホイール接触面の錆を落として密着性アップです

これでアルミホイールを変えても、ホイール裏面との相性良くなりますよ

間に合うかどうかギリギリでしたが、S2000を積車に乗せて
何とか名義変更可能時間に登録事務所に滑り込みセーフ
一番最後になりましたが、無事管轄変更し希望ナンバー取り付け完了

さぁ、これでもう残りは仕上げだけですね、もう少しお待ちくださいね

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