ホンダバモスブレーキが全滅、明日納車のMOVE準備2018年03月28日 23時02分

本日のお預かりはホンダのバモス、
いつもの様に下廻り洗浄からの乾燥をしてリフトへ移動

リフトアップしてタイヤを取り外し、エンジンオイルを抜きながら
各ゴム部品とエンジン系の点検を進めていきますが、こちらの車両は
オイル漏れは有りませんし、ベルト類もまだヒビも無く大丈夫です

まぁアクティ+バモスの定番部分、エアークリーナーのエレメントが
湿式+吸い込み口がリヤタイヤ付近と言う事も有り、砂埃がベッタリで
新しいエアークリーナーのエレメントに交換させて頂きました

続いてはブレーキの確認・・・で問題発覚
フロントブレーキが効いているようでハブを回すと重い・・・

先にリヤブレーキから作業を進めます
ホンダ系のホイルシリンダーピストンはメッキの状態が良いので
錆び付きは出にくいのですが、やはりカップはゴムの為定期交換必須

キレイにしたピストンに、新しいカップキットを組み付けて
専用のグリスとフルードを塗り、ホイルシリンダーに装着して行きます

そしてブレーキシューとバックプレート接触摺動面に
摩耗と金属接触防止の専用グリスを塗ってから、シューを組み付けです

で・・・問題のフロントディスクキャリパー
ダストブーツに亀裂が入り、水が侵入したようで突出部メッキが剥がれ
シリンダーと固着して抜くのも大変、ピストンもとんでもない状態です

キャリパーシリンダー側もシールより上部に結構な錆が出てます
これは最近準備したアレを試す良い機会かも・・・と!!

巷や知人工場でも購入店が増えてきた環境に優しい"重層パウダー
+水"を錆などに吹き付け研磨する「EZ-BLAST」で、キャリパーの錆を
どこまで切削研磨できるのか早速試してみますが・・・

やはりドライブラストの砂メディアと違い、根本的な切削力は弱く
キレイになったのは一部のみでしたので、やはりいつもの様に

鉄ヤスリやピック、サンドペーパーなどを使い凸凹した錆を
大まかに削り落としていきまして、大まかにキレイになってから

ホーニングブラシを使い、シリンダー内部をキレイに仕上げていきます
シール上部の錆も問題ないレベルまで取れましたので

完全にメッキが剥がれ使用不可な左右のキャリパーピストンを

新品のピストンに交換し、新しいキャリパーシールインナーキットと共に
専用グリスを塗って、浮かないよう気を付け順番に組み付けて行きます

左右キャリパーシリンダー組み付け完了、ピストンの作動も
指でスルスル動くレベルですので、これで大丈夫です

固着したピストンに押されていた為、摩耗してしまったパッドも
当店推奨な新しいブレーキパッドに交換させて頂いて組み付け

キャリパー装着前に、スライドピンのグリス交換と
ダストブーツの交換をして、キャリパーをディスクキャリアに組み付け

写真がブレブレになってしまいましたが
全てのシリンダーから順番に、フルードの交換を兼ねて
ブレーキライン内に入った、エアー抜き作業をして作業完了です

ちと時間がおしてしまいましたので、残りは明日の午後作業にして
乾かないと困る、ホイールキャップやワイパーアームなどを塗装し
本日の作業は終了、明日受験は午後なのでそれまでに仕上げます

明日納車する新車の納車作業がまだですのでコチラを進めないと!
まずはお客様からの依頼で、ハロゲンのヘッドライトをLEDに交換です
国内生産でダイハツも純正採用した3年保証、ZRAYのLEDライトキット
まず右だけ交換して点灯テストしましたが、ハロゲンとは別物の光度で
これでしたら、ミラの35W/HIDよりも明るさが出ていますので安心です

こちらの車両はスマートアシストⅢに加えて
OPで前後各4か所のコーナーにセンサーが装着された仕様
カメラでも映らない部分も、レーダーが網羅してくれそうな感度です

そして当店が新車にサービスしている、ハイブリッドコートを施工して
全て納車準備が完了いたしました、明日は天気も良いので納車日より

K様たいへん長らくお待たせいたしました!!
ピカピカになったボディーで、納めさせて頂きますね



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