スズキエブリィ継続整備、キャリーの仕上げです ― 2018年01月22日 22時57分
本日のお預かり車両はエブリィワゴンのターボです
いつもの様に車体下部やエンジンルームの洗浄からスタート
リフトアップして各問題部分の洗い出しと部品の発注
坂道で下る時だけジャダー音が出るブレーキ
フロントディスクパッドの摩擦面が硬化している様でしたので
まだ残りはございましたが、ブレーキタッチや効きにも優れた
当社推奨品のパッドに交換致しましたので、これで様子見て頂きます
リヤブレーキはまだ問題無し、バックプレートへのグリスアップや
随分と緩みが出ていたシューとドラムとの隙間の調整後
前後のシリンダーから２年間使用して古くなった
ブレーキフルードを新しいフルードに交換いたしました
問題はこちら・・・まさかの５年目でロアーボールジョイント破損;;;
左右共にナックルからジョイントを切り離してブーツの交換です
外したブーツはこんな状態、グリスを入れ替えてブーツ装着
ナックルとロアーボールジョイントを接続して
固定の貫通ボルトで締め付ければ完了、これで安心です
汚れが目立つエアークリーナーですが･･･
距離的に交換するのはさすがに早いかなとエアーブロー清掃ですが
２年後は結構な状態になっていそうな気が致しますね
続いてはこれまたスズキ車のウィークポイント
スパークプラグが片側のみにイリジウムチップ使用したモノの為
長期に使用出来ないタイプが使われていますので交換作業
ターボエンジン車はあれこれ事外さないといけないので
手間が増えますけれど、スパークプラグ無事取り外し完了
片側イリジウムな純正プラグから、着火性も良く長寿命な
NGK PREMIUM-RXを使用、取付け後外した部品を元に戻します
部品の再装着完了、これで軽自動車でも８－１０万キロは
スパークプラグの交換なしで、使用する事が出来ますよ!
アクスル部へは防錆の為のシャーシクリアー塗装をして保護
ローテーションをしたタイヤを装着して接地、ライト周りなど確認して
ボディーの磨き作業と、外れていたサイドステップを修正し取付け
ボディーの磨き完了後はコート剤での塗面保護と艶出し
これで作業は完了、明日継続検査に走らせて頂きますね
雨の中継続検査に走ったキャリートラック、心配していた排気ガスの
状態も問題無く、合格して戻りましたので残りのクリーンアップと
心配だったバッテリーの確認・・・こちらは走っても復活せず;;;
お客様に連絡して使えるだけ使って頂く事になりました
故障コードは過去の現在も入力無し、ただISCバルブ開度が大きい;;;
まだ汚れの落としが足りなかったのかと、再度スロットルボディと
ISCバルブのバイパスポートの洗浄、60%⇒50%迄は下がりまして
少しの余裕は出来ましたが･･･それでも大きいのが気になりますね
スズキ車には強力なタイプの洗浄剤が使えませんので、経過観察です
朝車両引き取りに行った時に、エブリィのO様から頂いたミニトマトが
とんでもなく濃くて甘ーい!! 美味しいトマト本当にご馳走様でした♪
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