スバルレガシィ、足回りとブレンボキャリパー交換その12017年11月23日 23時58分

本日はお客様持ち込みのパーツ交換&取り付け作業
車両はこちらのレガシィですが、ブレーキとサスペンションの交換と
タワーバー&アンダーバーなどの補強の取付けです

通常のフロント2ポッド&リヤ1ポッドの純正ブレーキから
ブレンボのフロント4ポッド、リヤ2ポッドなキャリパーとサイズをアップ
させたスリットローター、STIのサスペンションキット等に交換します

最近ボディー保護として定番な、保護フィルムでフェンダーなど覆い
リフトアップしてタイヤを取り外して作業開始です

ホイールナットが軽合金タイプなので、長く使うと破損が怖いですね
作業で傷を付けない様こちらもプラキャップ仕様のソケット使い取り外し

まずはリヤの足回りから、荷台のカーペットやボード
発砲スチロールのクッション材などを取り外して、隙間からネジを外し

ショックアブソーバーの下部にジャッキをかけて上に持ち上げながら
テンションが一番かからない所でボルトを抜いて、サス取り外しです

現車のモノと違い、交換するSTI仕様のサスペンションは
不等ピッチのスプリングが使用されていますので、初期の動き良さげで
縮むとレートの高そうなメインスプリングが踏ん張りそうですね

外した時と同じようにショックアブソーバー下部を持ち上げて
テンションかからないようネジを装着して固定、その後上ネジ締め付け

左右共に同じ作業をしてリヤサスペンション交換完了

続いてフロントサスペンションです、上ネジにはキャンバーボルトが
使用されていますので、本来ならアライメント調整するのが好ましい
のですが、今回はメモリの位置を合わせて組み付けるようにします

取り外したサスペンションと、装着するSTIサスペンション
取付け前の部品確認で、左側アッパーマウントの曲がり発見・・・

部品としては同じ物のようでしたので、2本ともアッパーを取り外して
現車側のアッパーマウントをSTIサスペンションに移植して使用します

交換完了、しかし強固なアッパーマウントがこんなに曲がるるなんて
一体何があったのか・・・中古部品購入する場合最も怖い部分ですね

左右共に交換完了、ブレーキのクランプは交換後取り付けます

車体下部の錆が目立つ状態で、ネジがかなり固着していましたが
依頼されたアンダーバーの取付けも、サービスでさせて頂きました

続いてはブレーキの交換、純正のキャリパー&ローターを取り外して

ハブ側のローター取付け面の錆を落として表面を整えておきます

取付けるスリットローターも錆落としですが、これはこの研磨ブラシでは
完全に役立たずで、最終的には走行して錆び落としするのが良さげ

表面だけ整えてローター組み付け、フロントは純正ローター比較しても
サイズアップも少なく、バックプレートは無加工で取り付け可能です

4ポッドのブレンボキャリパーに交換完了
こちらも同じく左右作業しブレーキホースを固定して完了です

続いてリヤブレーキ、こちらはローターが激変しますので
インナーブレーキドラム用にもう1つドラムだけのパーツを取り付けます

ローター比較、このサイズの違い・・・こりゃ~リヤが良い仕事しそうですこちらも錆び落とししてみましたがフロント同様にガンコすぎて・・・

コチラがちと手間取ったドラムの取付けですが
理屈さえ分かれば問題なく自己解決・・・ドラムの上からローター装着も

今度はローターサイズがかなり変わりますので
溶接部のスポットをドリルで削り、プレートを剥がしていきます

スポットカッターなら早いのですが普通のドリルではなかなか・・・
それでも全部の溶接剥がしてプレート取り外し、これでビッグローター
に交換して付けられますね、色々あり遅くなりましたので残りは明日


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