本日は当社初の24か月点検からの継続作業なスズキアルトです
車体下部の洗浄からスタート、エンジンルームも合わせて洗浄です
お客様からの御依頼事項は「ブレーキ鳴き」との事で
乾燥試乗時に確認するも、症状は出てくれませんでしたけれど
ブレーキを点検いたしましたら、フロントディスクブレーキのパッドは
表面硬化が進んでいましたので、研磨でフレッシュな摩擦面を出して
更に、パッド側面の角を削り落として鳴きの対策をさせて頂きました
それに加えて、パッド面のビビりによる鳴きを伝えにくくするための
専用グリスを塗りパッドをマウントに装着、キャリパースライドピンにも
動きをサポートする為のグリスを塗り、組み付け致しました
リヤブレーキのライニングにも、同じくブレーキライニングの表面と
角を落とす形で研磨させて頂きました、又漏れなどはOKでしたので
ブレーキシューとバックプレートの摺動部、アジャスター接続部等に
専用のグリスを噴射塗布して、アジャスターで隙間の調整後
リヤハブにドラムを取り付けて、ナットの緩みを防止するために
カシメ位置を変える為、左右のナットを入れ替え規定トルクで締め付け
スピンドルの凹位置に合わせて、ナットの縁を叩きこんでカシメて
スピンドルキャップも縁に合わせたサイズの治具で
水などが入らないようしっかりと打ち込んで固定します
その後は定期交換油脂の、ブレーキ作動油圧用フルードの交換
吸湿性があり、水が3%混じるだけでも性能低下が著しいので
毎車検での交換が必要です、キレイなフルードに換わるまでしっかりと
各部ボールジョイントのダストブーツや、ステアリングなどのゴム部品は
まだまだ問題が出ていませんでしたので、エアーを調整したタイヤを
前後入れ替えのローテーション後取付け・・・ですが
その前に、ホイールキャップを装着した隙間から錆が目立つ為
先にホイールの塗装をして、乾燥してから装着して接地
その後エンジンの点検に入ります
ベルトやホース類には問題無し、ただエンジンが吸い込む空気の中の
汚れを取る為のエアークリーナーフィルターは、汚れが目立つ為
新しいエアークリーナーエレメントに交換させて頂きました
アクセルを踏み込むと開いて空気をたくさん取り込むスロットルバルブ
その部品が取り付けられているスロットルボディ奥が汚れやすいので
専用の洗浄剤を吹きながらエンジン回転を上下させて、カーボンに
洗浄剤を滲みこませて、今後走行していく度に汚れを剥ぎ落とします
今度は室内に空気を取り込んでいる部分の入り口に装着されている
エアコンのクリーンフィルター、こちらも定期交換部品の扱いで
埃や花粉等をキャッチしていますので、新しいフィルターに交換して
新たに汚れを取り、フレッシュな空気だけを室内に取り込みます
ライト周りやメーター内部のウォーニングランプなどの点灯を確認
ゴムの劣化が見られたワイパーブレードゴムの交換をして
ヘッドライトとボディー外装の磨きと、磨いた後のボディー保護の為
コート剤を塗り込み、窓にも水弾きの処理をして作業は完了
窓ガラスのコート剤の関係で、ゴムにビビりが発生するかもですが
使用していくうちに落ち着いてきますので、暫く様子を見てくださいね
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