ハイゼットトラック入庫で異音の修理も、F君のニュータイヤ2016年04月18日 23時23分

本日お預かりしたハイゼットトラック
お客様からエンジンから変な音が出ているから診ておいてな依頼
出る時と出ない時があるらしく、預かって来る時点では音は確認できず
先に各部の高圧洗浄をして、乾燥を兼ねて試運転・・・出ました!!

ダイハツの軽トラック、KFエンジンなハイゼットの泣き所の1つが
原因はウォーターポンプのメカニカルカップリングの動きが重くなり
出る音ですが、 ある回転数近く(暖機後のアイドリング回転)限定で
音が出るのが特徴ですけれども、一時延長保証していたはずが
いつの間にか、最近は3年の一般保証のみの対応になっておりまして
2度目(4年目)の車検で音が出ていても対応して頂けません・・・ので
皆様も"キッキッキッ"や"ピィ~~!"等、甲高い変な音がしたら即
車屋さんで対応して頂いてくださいね(かなり耳障りな音になります)

定番のゴム類はまだまだ問題無し、ただエンジンオイルは
近距離だけの使用で既に8000km超えていましたので、オイルと共に
オイルエレメントも交換させて頂きます

オイルは真っ黒かったのですが、ハウジング内はまだOK
PENNZOIL HMG 5W-30を使用していたので今回も同オイルで行きます

ウォーターポンプを外すとかなりの水が出ますので
交換するポンプが届く前の作業準備で、ドレーンプラグを外し
シリンダーブロックから水を抜き出し、作業性のアップを狙います

続いてオルタネーターのベルトや、ウォーターポンププーリーを外し

プーリーに隠れていた固定ネジを取り外して、ウォーターポンプと
Oリングパッキン取り外し、予定通り溢れる水の量も少なく楽々です

新しいポンプが届きましたので作業開始
逆の工程でウォーターポンプを取り付けていきます

ウォーターポンププーリーやオルタネーターベルトを取り付け
作業は完了です、新しいポンプは先端部が青く塗装されていますね
対策品になっているのかどうか・・・音が出無くなれば何でも良いです^^;

続いてエンジンオイルの注入しつつ、抜いてあった冷却水を
リザーバーに入れてエア抜きしながら注入していきます

きっと今回も交換指定距離を超えてしまわれるのだろうな・・・と
PENNZOILに加えて、ワコーズのスーパーFVを添加させて頂きます

前後ともブレーキは問題ありませんでしたので、
いつものように、バックプレート摺動部へのグリスアップと
隙間の調整をした後、ブレーキドラムを取り付けまして

各シリンダーから、古くなったブレーキフルードの交換
しっかりキレイになるまで、ライン内のフルード入れ替えさせて頂きます

タイヤのエアー調整中、どうもエアー圧が上がらない
スペアタイヤ確認しましたら・・・劣化したバルブがこんな状態^^;
新しいエアーバルブに交換して、無事エアー調整完了です

車体下部には防錆の為、シャーシブラックで塗装してタイヤ装着
接地後はワイパーブレードゴムの交換とライト周りの確認をして

受験に行く前のボディー外装のクリーンアップ
艶が退けやすいハイゼットの塗装なので、磨いて艶出し後は
少しでもその艶が維持できるよう、保護コートも塗りこんで完了!
ポンプ交換でとても静かになりましたので、気持ち良く走れそうです

F君から依頼されていたリヤタイヤが入荷しましたので交換作業
先月までの本戦タイヤなので、残りの山はまだあるのですが
フレッシュなタイヤで戦いたいとの事で、交換作業です

2014年物から、2016年物に・・・やはり柔らかくて良いですね
外したタイヤは練習用ホイールに装着しますので、グリップ上がって
最悪サイド効かなかったら、又こちらのタイヤに付け替えて走ればOK!?

本日もオイル漏れ確認していたタウンボックス
もう完全に止まってます、これで水もオイルも安心です

やっと外していたアンダーカバーが元に戻せます(笑)
経年で割れて欠品してたり、割れてしまったファスナーも新品に交換
アンダーカバー自体もしっかりと固定できましたので、ご安心ください


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