当社初入庫アルトラパン継続検査整備、PUMA号の作業も2016年03月16日 23時09分

今日も当社初入庫なスズキのアルトラパン
継続検査の御依頼で、定期点検整備と受験の為の作業開始
フロアーマット含めて、車体下部&エンジンルームの洗浄からスタート

Panasonicのテスターは、アイドリングストップ車の、専用バッテリー
の点検確認も可能です、普段のダイハツ車と思うとイイ感じですね

エンジンの冷却水ですが、3年でここまで減少するようで
専用のロングライフクーラントを補充して、アッパーライン付近に調整

エアークリーナーのエレメントは汚れ具合も走行距離的にも
エアーブロー清掃で大丈夫、スロットルボディ含め清掃後取付け

エンジンオイルは随分と交換されていなかったようで
汚れ具合が凄かったため、オイルエレメントもセットで交換
長期間使用して頂けるように、PENNZOIL HMG5W-20を使用です

タイヤを取り外した後はブレーキドラムを取り外して中の確認
ダストキャップの再使用をする為、縁を曲げない様SSTで取り外し

ブレーキは前後とも問題ありませんでしたので
アジャスターのギザギザノッチを動かして隙間の調整をして
ブレーキシューとバックプレートとの接触部に、モリブデングリス塗布

ロックナットのカシメ部分が重ならないように、左右で入れ替えて
規定トルクで締め付けられるよう、プリセット型トルクレンチで締め付け

外した時と同じく取り付け時にも縁を曲げたくないので
キャップはサイズを合わせた凹カップ形状の治具で叩きこんで固定

3年使ったブレーキフルード、タンク内にもカスが出始めていますので
スポイトで中の汚れや、古いブレーキフルードを吸いだしてから
新しいフルードをセットして、ブレーキフルードの交換作業です

前後ブレーキの各シリンダーから、新しいフルードに入れ替わるまで
ブレーキフルードを抜き出して、出来る限り全量交換していきます

車体下部の防錆塗装は必要ございませんでしたので
エアー調整をして、ローテーションしたタイヤを装着して接地
ワイパーブレードゴムや、エアコンクリーンフィルターの交換をして
ライト周りの確認をすれば、後はクリーンアップ仕上げの作業です

ボディーの細かい傷や、走行する過程で各部に付着した
タールやピッチをキレイにしながら仕上げていきます

マッドガード(泥除け)の無い車両では定番、こんなピッチ汚れも

ポリッシャーでキレイに磨き込んで除去した後
仕上げに艶出しと保護の為のコート塗材で仕上げれば作業完了!!

本日受験に走ったダイハツタントも帰社後室内などの仕上げをして
夕方お客様の元に納車させて頂きます、H様ありがとうございました!!

夕方からはPUMA号で心配な部分の作業
今日燃圧保持に大切な役割を持った、プレッシャーレギュレーター
古くなると燃圧が低下する事がありますので、大事を取り交換致します

外したついでにリターン側のフューエルホースも交換して
全体にリフレッシュできましたが・・・相変わらずメンテナンスなんだか
レストアなのか、わからない時期に入って来ている気がいたします・・・


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