アコードユーロR、不安部分の交換作業です2015年12月16日 22時27分

まずは昨日、ピンホールが開いてしまった高圧ホースの交換から
何かするにしても、高圧洗浄機が使えないといろいろ不便で・・・
これで今日車検に走っているハイゼットトラックのマットも洗えます^^;

そんな日にお預かりしたのはこちら、若者F君のアコードです
キョウセイ最終戦で、左前輪からパキパキ音が出ていたのと
走行中もゴーゴーと通常以上に音が大きくなっていましたので
新車登録から25万キロ使用した、ハブベアリングとドラシャの交換です

ブレーキキャリパーやディスクローターを取り外して
スライディングハンマーをセットして、ハブをベアリングから抜出します

前回右側の交換時に苦労致しましたので、あの後すぐ
当社もでかくて重いスライディングハンマーを購入しましたので
今回は何の苦労も無く、3アタックでハブの抜き取りが出来ました!

その後はナックルに繋がる、アッパーとロアーのアーム
ステアリングノタイロッドを、ブーラーを使い切り離してナックル取り外し

スナップリングとダストリングを取り外したラブレスへセットして
ベアリングの裏側から治具を介して、表側にベアリングを押し出します

ダストリングには、ドライブシャフトとの接触痕がありましたので
やはり、ハブベアリング自体にガタが発生していたものと思われます
ベアリングを抜いた後の、ナックル内側をペーパーで研磨して整えます

ホンダ車はABSセンサーに反応するマグネットが
ハブベアリングの片側に入っていますので、金属片などがくっつく側
こちらの茶色い部分を内側に向けて、ナックル側に組み込みます

今度は表側から、ベアリングの向きに注意して
上下に治具を介して、ハブベアリング外リングをプレスで押し込み

ハブベアリング抜け防止のスナップリングと、バックプレート装着後
下からハブベアリングのインナーカラーを治具で保持しつつ
ハブも治具を介した後、プレスでハブベアリングに押し込んでいきます

これでナックルの組み付けは完了なのですが・・・

ロアーボールジョイントのブーツに亀裂が有り、1か所は既に
グリス漏れがありましたので、この部品交換してから組み付けですね

そしてパキパキ音の原因と思われる、ドライブシャフトですが
確認してみますとやはりビンゴ! 本来は軽く左右と言いますか
シャフトを支点に、アウトボードジョイントがグルグル回るのですが
力入れても、手の力程度では、まったくこの部分は動きません・・・(^^;)

そして既に用意してあった程度極上の中古ドライブシャフト
実は新品のジョイントより中古のが、ジョイント部の部品が馴染んで
焼き付きや破損が起きにくかったりするんですよ、因みにこれは
7万キロ使用品、25万キロまで使った元の物と思えば、その距離まで
まだ18万㌔余裕がありますから、ら当分使えそうですね(笑)
明日ボールジョイントブーツが届きましたら、まとめて作業いたします!

受験から戻ったハイゼットトラック、ポデーィの磨きを行います
こちらは上部まで磨いた状態、頑固なウォータースポットが出来て
結構しっかりと磨き込まないと、なかなか本位の艶が戻って来ません

しっかりと時間をかけて磨き込んでみました
これだけ艶が戻れば、いつもの保護コート剤の登場です

保護コート剤の塗布をした語、室内もしっかり清掃して
タイヤもクリーンアップ、この後お客様の元へ納車です
W様この度はありがとうございました、忙しい時期に感謝します!!


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