ekワゴンを一気に仕上げ!!&エスティマ納車です2015年08月19日 21時05分

部品が入りましたので、ekワゴンの作業を再開いたします
まずロアーアームが下がりにくい三菱車は、ショックとナックルの
取付け部を切り離して、ナックルを上に持ち上げて抜き取ります

その状態で割れているブーツを取り外し、グリスを拭き取って
ジョイント部の状態を確認いたします、錆も無く問題なく使えます

その後グリスを詰めたジョイントにダストブーツを圧入装着して
外していたタイロッドとロアーボールジョイントに、ナックルを接続します
各ボルトを取り付けて、緩まないようにしっかり締め付けて左右共完成

左側キャリパーシリンダーのピストンも無事間に合いました
シリンダー内部の凹みに、グリスを塗ったピストンシールをはめ込み

同じようにグリスを塗ったシリンダーにピストンを押し込んでいきます
斜めになっていない限り、指で押し込めばスムーズに収まりますが
ダストブーツを装着する為、段になっている部分で一度止めてから

ダストブーツをピストンとシリンダー側の収まる位置に組み込んで
ブーツが浮いて水やゴミなどが入らないように、専用のCリングで固定
正規の位置にリングが入れば、端と端が合わさった位置に来ます
くっつかなくても良いですが、端が上下に重なるうちは押さえが弱い為
ちゃんとした位置にリングが収まるよう、しっかり注意して作業します

新品のディスクパッドを装着してキャリパーをセット
ブーツ交換したスライドピン部に、グリスを塗ったピンを差し込み
ネジでしっかり固定、Oワッシャーを装着したユニオンボルトで
ブレーキホースを取り付ければ、フロントブレーキの作業は完了です

続いてリヤブレーキのホイルシリンダーを分解
抜いたピストンの状態は予想通り、錆が全面に回っていました

古いカップを取り外してピストンの研磨いたしましたら
こんなキレイになりましたので、使用に問題無しでまだまだ大丈夫

同じくホイルシリンダーのシリンダーも
ドリルの先に付けたホーニングブラシで錆を落としていきます
内部が写真のように、ピカピカになりましたら磨きは完了です

ピストンにブーツとカップを装着して、グリスを塗り
キレイになったシリンダーにピストンキットを装着してから
外してあったブレーキシューを取り付け、ハブ一体型のドラムと
ブレーキシューの隙間を装着しながら適正値に調整していきます

セルフロックナットを使ったセンターナットを
規定値で締め付けて、回り具合の確認をしてからキャップで封をして

空になったブレーキラインに新しいフルードを注入して
フロントとリヤの各シリンダーから、エアー抜きをしてこちらも作業OK

続いてはカムカバーガスケットと、プラグホールガスケットを交換して
カムカバーを取り付けて、エアーリリーナーボックスを取り付けつつ

新しいエアークリーナーエレメントに交換してから装着
これで大体の作業は完了いたしましたので、明日受験に走る準備

続いてボディーの磨き作業です、ヘッドライトの磨き含め
キレイになったボディーに保護の為のコート剤処理をいたしまして
正常になったブレーキと、新品タイヤで気持ち良く走れるかな!


こちらは本日受験に走ったエスティマ
問題も無く合格いたしましたので、室内の清掃をしつつ

入荷を待っていたエアコンクリーンフィルターの交換をいたします
約2万キロ使用したフィルターは、砂埃が随分積もっていましたので

今回はエムリットのフィルターを使用して交換
スッキリキレイになったフィルターで、気持ち良い空気を入れましょう!

Y様、このたびはありがとうございました
ワイパーゴムなどは拭きが悪くなったらあらためて交換して下さいね。

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