セドリックのタイミングベルト&スパークプラグ交換2015年05月22日 21時43分

セドリックのタイミングベルト交換作業の開始です
各ステーを取り外しながら、パワステやオルタネーターベルト取り外し

ウォーターポンプ先端のファンやプーリーを取り外しましたら
いよいよ一番大きなクランクシャフト先端のプーリーを取り外します

センターボルトのサイズは26mm
ハンマーレンチを使いまして、ボルトを一気に緩めて取り外し

クランクプーリーに、専用のブーラーをセットして
センターのボルトをゆっくり締めながら、プーリーを手前に抜いてきます

続いて、これを外さないとタイミングベルトのカバーが外せませんので
ラジエター下からサーモスタットのハウジングヘ繋がるロアーホースの
パイプの固定ボルトを外して、まとめてロアーパイプを取り外します

その後は順番にタイミングベルトのカバーを外していきます

タイミングベルトが見えましたので、位置を合わせた後に
テンショナーのベアリングと、タイミングベルトを取り外してから

上の写真で真ん中付近で光っている、サーモスタットハウジングの
ボルトを外し、ハウジングを外せばサーモスタットが外れて来ますので
こちらを交換させて頂きます、その後シールパッキンをキレイに剥がし

エア抜きバルブの位置を合わせ、エンジンにサーモスタットを取り付け
耐水シールを塗ったハウジングをずれないように合わせてから
3本の固定ボルトで固定して、30分ほど乾燥させていきます
その間に、タイミングベルトのテンショナーを交換します

今回交換させて頂く部品、タイミングベルトとテンショナーベアリング
そしてウォーターポンプではなく、サーモスタットを交換させて頂きます

カムシャフトのプーリーと、クランクシャフトのプーリーの合わせ位置に
タイミングベルトに印刷されている、合わせ線の位置を合わせ取付け

タイミングベルトテンショナーにヘキサゴンソケットをセットして
グルっと偏芯させながらベルトの張りを調整してからボルトで固定

外した順番にカバーや外したプーリーを固定しつつ
ロアーホースの部品や各ベルトを取り付けて、作業はほぼ完了

冷却水を入れる前に、もう1つご依頼された作業を進めます
スパークプラグの交換ですが現在装着されているのは一般タイプ
なるほど・・・、電極は確かに結構摩耗してますねぇ!!

今回はイリジウムプラグ装着してほしいとの事でしたが
RXの設定がありませんでしたので、MAXの方で対応させて頂きました
使用限度はRXと同じく、10万キロ無交換でOKですのでご安心ください

片バンク毎に分けてプラグを取り外し、
合計6本、全てNGK イリジウムMAXに交換完了です

仕上げはLLC(冷却水)を入れつつ、ライン内のエア抜き
さすがはV型エンジン、ちと抜けが悪いかな・・・何度か暖機を繰り返し
リザーバーの冷却水が減らなくなった時点でキャップを取り付け完了

明日もう一度冷却水量を確認して、お客様に連絡させて頂きます(^^ゞ
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