不定期に燃料を吸い上げなくなりエンストするキャンター
今回はその元凶をしっかり把握する為燃料タンクを脱着して
レベルゲージ部を取り外して、その部分のホールから内部を確認
手が軽油だらけなので途中の写真は無いのですが
今回は無事原因となる物が見つかりました、それがコレ!!
どうやら、ガソリンスタンドなどで勧められる「水抜き剤」の裏蓋かと
添加剤を注入する時に誤ってこの裏蓋がタンク内に落ちて
絶妙な比重と相まって浮かず沈み切らずな状態で底を移動しながら
丁度燃料が減ったタイミングと、軽油吸い上げパイプの下端が
合った時、たまたまその下に蓋が来るとピタッとくっついて
フューエルパイプ内が負圧になり、燃料が来ずエンストな図式・・・
症状的にも納得、何にせよ原因が見つかって良かったです!
その後は納車前の磨きと清掃などを行って納車
お客さんは今までその手の添加剤を入れた事も依頼もしてないらしく
どうもこの車を中古で買った時から入っていた模様です・・・
車って色々なパターンの故障がありますが、これは人災ですなぁ(^_^;)
その後は、最近アイドリング時やスタート時に
車体に振動が伝わりだし、とても気になるホンダモビリオスパイク
原因はミッション側の上部マウント、ゴムの劣化破損です
バッテリーやバッテリーベースを取り外して行きますと・・・
その下に、問題の破損したマウントが見えてきますので
CVTのミッションを下からジャッキで支えたまま
邪魔になる各部の部品やネジを外して、マウントを取り外します
こちらが取り外したCVT上部マウントです
ミッションと繋がる部分の下で大きくゴムが破損していました
新しいマウントとの比較、形状含めてやはり変更は受けていました
この変更で、振動抑止効果も高くなっていると良いですね!
ミッションと車体との位置を合わせてマウント取り付け
更に外してあったバッテリーのベースとバッテリーも元通りに
全て元通りになったところでエンジン始動!いや~良いですね
今までの振動が嘘のように消え去り、とても静かになりました♪
現在21万㌔オーバーですが、マウントも良く持つようになりましたね
これでまた数万キロは安心して乗れそうでございます。
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