タウンボックスに、ハイラックスに、プリウスに!! ― 2013年01月30日 21時40分
クランクシャフトシールが抜けてくるというリコールの作業をセットで
車体下のアンダーカバーを外すと、エンジン前部が見えますが
オイル漏れがありますので、既に抜けているか劣化での漏れか…
パワーステアリング、エアコン、オルタネーターのベルトを取り外し
ポンプやコンプレッサーのステーを外して、クランクプーリーを外した後
タイミングベルトが隠されているフロントカバーを取り外します
内部もオイルでベタベタ、パーツクリーナーで洗浄しつつ
ベルトやベアリングなどの部品を外していきます
こちらが抜けると言われるオイルシールですが
抜けるのは茶タイプ、この黒タイプは確認して元に戻す指示ですが
やはり劣化からか、既にオイル漏れがありましたので打替え交換です
オイルシールを交換して(部品は実費の為社外品使用)、リコールの
シール抜け防止金具を取り付けますが、既存の2か所のネジ位置に
1か所は止め方を変え、オイルパン側はボルトナットで固定します
オイルで汚れたカバーを洗浄します、結構ガンコ・・・
タイミングベルトとテンショナーベアリングを新品にして
カバーを元通りに装着、プーリーやステーなど元に戻していきます
各ベルトも新品に交換して、張りを調整して完了です
リコール作業のついでなので、お客様の負担は部品代のみです!
今日は色々する事がありましたので、他の作業は明日以降に
そう、ハイラックスのラジエターが届くので
代替えに持っていく古いラジエターを取り外しておきます
この当時の車は、ラジエター外すのも簡単で助かりますね
こちらが返す現ラジエターです、
各所に漏れた痕が・・・23年間お疲れ様でした
届いた再生品のラジエター、いや~キレイですね!!
約束通りに仕上げてくれて助かりました、ありがとうございます!
早速装着、濃度調整したLLCを注入してエア抜きで完成
1日遅れましたが、これで明日は受検に走れます♪
先日バッテリー点検したプリウスの、補機バッテリー交換
今回は発売間もない、caosのハイブリッド補機用を使用します
システムの立ち上がり具合が若干元気になった気がしますね(笑)
ハイブリッド車の補機バッテリーはこのホースが特徴で
バッテリーから発生するガスを室内に出さないように車外へ導くホース
実は今回、バックアップのコネクターがうまく刺さっていなくて
電源が落ちてしまった状態になりまして、各所の初期化も必要に(汗)
皆様がこのバッテリーをDIYで交換した場合にも
同じことが起きるかもですので、設定方法記載しておきます
基本この場合作動不良が起きる個所
1パワーウインドのオート機能が効かなくなります
2.バックモニターに、ハンドルを切った場合のガイドが表示されません
3.時計やラジオなどがすべてリセットされます
4.パワーロックなバックドアが開けられ無くなります
大きく分けてこの4か所ですから、再設定の方法は↓
1.パワーウインドウは各ドア(4か所)で行います、イグニッションONで
パワーウインドウスイッチのUP側に保持し、全閉停止後数秒間保持。
シフトをバックに入れ、左と右にハンドルを止まるまで切る。
3.時計、ラジオなど設定しなおす。
4.パワーバックドアは、リモコンキーの
ロック&アンロックを操作することで復活いたします
以上自身で交換される場合には、自己責任の上でお願いします
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://move.asablo.jp/blog/2013/01/30/6710416/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。