バモスの燃料ポンプ交換&ワゴンRの冷却系パイプ交換 ― 2012年12月01日 23時48分
昔のポンプは10万㌔程度で動かなくなるものが多かったですが
最近は丈夫になっていただけに、少し早い気がいたしますね
船で余ったガソリンを入れる事があるらしいので、原因の1つかも??
ポンプの故障確認方法は、2人で起きないますが
燃料タンクのキャップを外してその給油口に耳を近づけ澄ませ
もう1人にキーをONの位置まで回してもらうと、正常ならば数秒間
モーターの駆動音が出ますが、こちらのバモスは無音・・・
燃料ホースをつまんで、簡易的に燃圧確認するもフニャッ(圧無し)
リレー問題無し、実際この症状の場合9割はポンプ本体の寿命で
こちらのバモスも、ポンプで間違いなしと言う診断で作業開始しました
点検して、フィルターと共に部品は頼んでありましたので
タンクの中からポンプをユニットで外し、フィルターとポンプ以外
ゲージ等のパーツを付け替えるという作業になります
まずは電源コネクターや燃料ラインを切り離し
ジャッキなどを使い燃料タンクを支えながら降ろしていきます
その後はタンク上部に装着されたポンプを取り外し
各部品ごとにバラバラに分解して、新品のポンプとフィルターを
元々のユニットの形に組み上げるという作業ですが…結構面倒
こちらが逝っちゃっていたポンプですが
元々白かったプラスチック部分は、こんなに変色していて
唯一ホースとの接触面に元の色が垣間見える程度でした
全ての組み込みが完了したら、後はタンク側に装着し直して
燃料ラインと電源コネクターなどを差し込み、タンクを元の位置に
その後最初と同じ方法で、モーターの作動と燃圧確認をして
キーを更にひねると無事一発で始動、燃料漏れを確認して完了です
今度はもう1台のワゴンRの水漏れ修理です
豊橋で車検付(今年の9月に取得していました)で買った車
漏れていたのは、ウォーターポンプ⇒ヒーターホースへ続くパイプ
内部からの腐植でピンホールが空き、エンジンをかけ圧が上がると
テッポウ魚の噴く水のように、ピュー!!っと水が出てきています
交換の為水を抜いてみましたが・・・
この車、新車から一度も冷却水を交換していないようで
イヤーな色の水が排出されてきました(本来は2年毎交換です)
水漏れの原因は、完全にメンテナンス不足ですね(汗)
交換するためにまずエアークリーナーのケースを取り外し
エンジン側で繋がっているホースを2本切り離し
エンジンに固定されているマウント部分ネジを2か所外し
その後ウォーターポンプ後部に、差し込んであるだけのパイプを
グッと引き抜くのですが、固まっちゃっていた手では全く動きません!!
結局左右にズレない様に2本のバールを使い
マウントの表裏でコジてやっとパイプを抜くことが出来ました(汗)
ここがパイプの差し込まれている部分、不純物や錆、カスが
内部一面にコーティングされているようなヒドイ状態でしたので
耐水ペーパーなどを使い、パイプが刺さる部分の内面を整えます
こちらがそのパイプです・・・こちらも中は錆やカスで一杯
新品のパイプとの比較・・・こんなにキレイだったのですね(汗)
後は逆の作業でパイプを差し込んで、マウント&ホースを接続
新しいLLCを規定量入れて、冷却ラインのエアー抜き
カピカピになっていたラジエターのプレッシャーキャップも
一緒に交換して、水温と漏れなどを確認して完了でございます
今は車検含めて、多くの物が価格至上主義になりつつあり
車検交換部品も減り、本来交換するべき冷却水やフルードも
交換せず納車・・・こんな作業されている工場があるのでしょうね
当社では「長く使う事がエコ」だと信じて作業しています
適切なメンテナンスをして丁寧に乗れば、車は20万キロ超えても
十分普通に使えますので、今後"愛車"と言う言葉が無くならない様
車を愛する皆様は、自身納得できる整備工場選択をしてくださいね。
デミオスポルトの残り作業と磨き・・・で忘年会忘れてた(汗) ― 2012年12月02日 18時33分
昨日出来なかったので、本日作業しておりましたのがこちらの
フロントサスペンションのロアーボールジョイントブーツ劣化破損
錆びているので、接合部が中々外れてくれませんでしたが
ジョイントは問題なかったので
ボールジョイントブーツと共にグリスも交換して装着
錆落としてもまだ固いジョイント部を差し込み、ボルト固定して完成
消えそうな擦り傷や洗車傷等を電動ポリッシャーで磨き
艶&保護用のコート剤で仕上げて、月曜日受検後の納車・・・ですが
月曜日の夜から雨との天気予報が不安、ハズれないかなぁ(^^;)
作業後、いつものように伝票作業をしていましたら
先日アイシンのCVT講習を開催した、オイラも参加している
YGPクラブのレク担当さんから電話で「今日来られませんか??」と
・・・・へっ??? 今日何だったっけ???
豊橋での忘年会、スッポリ抜け落ちて忘れていました(ゴメン;;)
スマホのスケジュールも空欄のまま・・・しくじってしまいました(汗)
結局その時間から行くのも・・・と参加費を後で払う約束で欠席扱いに
今年は色々あり過ぎて、スケジュール落としが怖いです
自治会の行事だけは忘れないようにしないとですね(滝汗)
アルトの車検とMRワゴンのパワーウインド異音 ― 2012年12月04日 15時45分
今回はブレーキも問題無し、各部の劣化もなく良い使われ方です
ナットも先回交換済みなので、今回は左右の入れ替えでロック完了
他、エンジン冷却水に添加材を注入してブレーキフルード入れ替え等
作業完了後の納車準備ですが
ブラシか何かでボディーを洗っていたような傷が多々あり
完全に消すのは無理でしたけれど、当初と思えば随分光りました!
本日オイル交換でご来店された、初代MRワゴンですが
右リヤのパワーウインドを作動させるとガコガコと音が出るとの事
内張りを外して確認しましたら・・・モーター固定ナットが3つとも脱落;;
逆にこの状態で、よくもまぁウインドの上下が出来たいたものだと感心
事故での修理歴はないので、スズキ純正定番の故障でしょうか?(汗)
皆様も少しでも気になる音が出ていましたら、車屋さんで確認を!!
ボンゴバネット(笑)の車検と、ミゼットの燃料タンク ― 2012年12月05日 16時03分
中身はマツダが作っている"ボンゴ"な、バネットトラックです
まぁそのおかげで、純日産製のバネットの時代より耐久性は◎(笑)
昨年度はフロントサスペンションの
アッパー&ロアーボールジョイント含めて、冷却水もプラグもと
いろいろ交換しまくっただけありまして、今年はほぼ問題無しで完了!
タイヤも黒々とお色直しをして、明日受検後納車でございます♪
本日、宮じいさんから電話がありまして
ミゼットの燃料タンク内の錆何とかならない???との依頼で
自身で外し、持ってこられたのがこちらのタンク
確かに・・・一度しっかりやっておいた方が良い状態ですね^^;
分っていたから、前回フューエルフィルター交換させて頂いたんで
フィルターに付着している錆位なら落とすのは楽なのですが
下部のドレーン兼用フィルター外すと、タンク内もこんな感じですので
こちらは専用の薬剤にしっかりと漬け込んで錆を除去する必要が
タンク内部の錆除去と、再度の錆発生を抑えるコーティングは
WAKO'Sや他の所からも、簡易的な薬剤は出ていますが
また十数年使う前提ですと、やはり専門の業者さんへ依頼して
しっかりやってもらって良い??と確認しますと、OKとの事でしたので
タンクを水で洗浄してから、梱包して送ります・・・がコレ一苦労
とりあえずちょうど良さそうな箱に入れてみますが・・・長い口ですね!!
郵便局の集荷の方にOKもらえましたんで、そのままテープで固定!
笑ながらも持って行ってくれましたので一安心です
今混んでいるらしいので、時間はかかりそうですが
どんな状態に戻って帰ってくるのか・・・♪
宮じいさん、気長にお待ちくださいね

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