タウンエース最終仕上げ&YGP講習会2012年11月16日 22時21分

昨日、奥様が受検してくれたタウンエース
問題なく合格したと言う事で、天気の良くなった午前中
依頼された荷台を、スプレーガンで全面塗装しておりました!!

各所の錆も隠れて(笑)、21才とは思えない程キレイになりました。

キャビンの部分はいつものポリッシャー研磨仕上げをいたします

ポリッシャーかけて、水垢や艶ボケした部分もなくなりましたので
最後はコート剤で仕上げて、納車準備完了でございます

そして夕方からは、オイラモ参加なYGPクラブ主催の講習会
今回、渥美と豊橋の青年部の方々も参加して下さって
賑やかな中、アイシンのアフターマーケット事業部の方が講師で
ハイブリッドの種類やAT & CVTの今後のシェア動向や機構
メンテナンスの必要性や、取扱時の注意点など盛りだくさん

その中でおもしろかったのが、各メーカーごとの
AT or CVTフルードに対する、メンテナンス時期の期間設定の違い
Tメーカーは"基本無交換"Nメーカーは初回4万㌔、その後3万㌔毎等
その裏には、下手な場所で変なフルードで交換されると
故障の原因になるため・・・と言う理由やらがあったりするのですが
実際にディーラーでは初回車検で交換しているとの事でした。

逆に4万㌔交換と言うメーカーに関しては、メーカーの機械的部分
またアフターメーカーとしての考えで、フルード発売していることもあり
実際に劣化したフルードを使い続けると一番問題なのは
フルード劣化⇒熱を逃がす能力が落ちて、ユニット内の温度が上がり
色々な部分に劣化が進んでくる事らしく、メンテさえしっかり行えば
今のトランスミッション耐久性は、30万㌔十分使える程との事でした

その他、スズキはCVTフルード無交換が推奨ですが
同じ車をOEMで売っている日産は4万㌔交換であったりとか
同じく、ダイハツでは3-4万㌔での交換推奨なのに、
OEMでダイハツの車を売っているトヨタは無交換だったり・・・

ねっ不思議なもんでしょ!と言う興味深い話をいろいろして下さったり

その他、現在初期モデルでリコールが出た
30系プリウスの、電動ウォーターポンプの構造と交換方法に加え
可動方法と基盤劣化の関係で、熱劣化が起きやすく
それに対し、いろいろな対策をしている等実物を使い詳細説明+
実際トヨタディーラーでは10万㌔毎で交換を進めていますなど・・・

現物のカットモデルも持ち込んでくださって
実際にはCVT金属ベルトの、2センチほどの接触面で
エンジンの動力を伝えているんで、元々低排気量向けな機構で
それをエコカー減税当時、★を取り減税したいために
大きな排気量のエンジンに載せ、無理しているCVTがある事

オイルクーラーの目詰まりで不具合が出る可能性など
本当に、懇切丁寧に説明して下さって本当にありがとうございました
フルード交換の必要性、本当の意味でしっかり把握できましたので
今後お客様に説明するとき生かして行きます。

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