これもスズキキャリー定番の故障だなぁ2012年08月04日 21時59分

国道などのセンターラインに埋まっている、キャッツアイに乗って
ガタガタして以来ハンドルが重いと来店したキャリートラックですが
確認して注文していた部品が入りましたので、本日作業いたしました

その部品を取り外すため、バンパーなどを取り外して作業前準備

まず、こちらがスズキキャリー定番の故障原因メインシャフトです
ギヤボックスと繋がる部分のユニバーサルジョイントの動きが悪くなり
ハンドル回すと90度ごとにガクンガクンと重くなるのが特徴です

そして段差があると重くなるのがギヤボックス本体
中のギヤにガタが出て、運悪く斜めに噛み込むと重さが出ちゃいます
外すときにイヤな箇所も発見してしまいましたので、取り外した後再確認

外したギヤボックスを、リンク品(再生品)の物に交換しますので
ダストブーツやギヤボックスのマウントゴムなどを移植して組み付け

こちらがメインシャフト、矢印先のジョイント部に雨や汚泥等進入
錆びて動きが悪くなると言う、構造上の不具合ともいえる部分です

錆びて亀裂のあったメンバーですが・・・もう少し使えそうなので再使用

シャフトとギヤボックスの交換完了、接続部の位置合わせはしっかりと!!

その後はハンドルのセンター合わせとタイロッドの長さを調整
水平の出る専用リフトに乗せて、アライメントゲージを設置して
この車の場合は、トーゼロに合わせていきます

調整完了、ピッタリトーゼロ位置に合いました!

ハンドル操作も軽くなり、スムーズに走れるようになりました
O様、重くて大変だったと思いますがこれで安心です。

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