プラッツのオイル漏れ修理・・・とか2012年03月03日 16時26分

オイル交換で、オイル漏れ見つけた平成11年のトヨタプラッツ
部品も届いて、本日修理で入庫となりました
ある意味ヴィッツのセダンです
走行距離は、もうすぐ15万キロ
中古購入されて以降、12万キロは乗られましたね
普段は家から3km程の通勤がメインでしたが、最近は距離がスゴイ伸びに
ある意味近距離だけではない、アバウトな使われ方と言うことになるかも
この位の走行距離も、最近は普通になってますね(笑)

以前から多少の漏れは出ていましたが「10月の車検で」と言う話で
オイル交換のたびに確認していましたが、最近漏れがかなり盛大になり
今回の修理と相成りました・・・場所は定番のヘッドカバーガスケットです。
下までベタベタになる程の漏れです

カバーを取り外すのに邪魔になる

*スロットルワイヤー
*エアークリーナーボックス
*イグニッションコイル

以上を取り外しまして、カバーの取り付けネジを全て外し
カバー後ろ側をひねる様にしてパワステのパイプを上手く逃がして取り外し
アレコレ外し、目的のカバーを取り外します

カバーの中は、まぁ・・・予想したとおりでしたが
近距離ばかりでこの距離なら、もっとトンデモな状態だったでしょうし
チェーンより前の、VVTi機構辺りの汚れは気になりますが及第点
どうしてココだけがこんなに・・・???

逆にシリンダーヘッド上部は、予想していたより良い状態で
オイル交換の距離は守って下さっていたのが良かったようです。
ガスケットの接触面の汚れを、スクレーパーで綺麗にしてウエスで拭き取り

そして、元々パワステのパイプがカバー上の邪魔な場所にあり
そのままだと素直にカバーが入りませんし、カバーを付ける時に
ガスケットが引っかかり外れてしまわないようにする為
締め付け用スタッドボルト2本を取外して、後で取り付けるように準備します
もっと汚れていると思っていましたが・・・

さて・・・こちらが新品のガスケット(パッキン)ですが
ゴム製だけあり柔軟性は抜群で、真ん中を持ち上げればこの通り
今回交換する新品のパッキン

ところが、外した古い方のパッキンときたら
同じように真ん中で持ち上げても写真のように形を維持してます(爆)
こんなに硬くなってしまっていたのですよ、そりゃ接触面の反力無くなって
漏れるのも当然でございますね・・・
こっちは今まで頑張ってくれたパッキン(汗)

実際繋がっている部分に、手で力入れてやると
曲がる事無く、パキンと折れてしまうほど・・・経年劣化とは恐ろしいです
あまり乗っていない車でも、使われている部品の材質しだいで
劣化は徐々に進み、傷みや劣化はいつか現れるという事を教えてくれます
ゴム製と言うのが信じられない状態ですね

カバーを取り付ける前に、エンジン側にあるパーツの継ぎ目に
耐油性の液体パッキンを塗って、ここからの漏れを防ぎカバーを装着します
継ぎ目からオイル漏れしないように

外すホースの中には、こんな感じで先端が熱やオイルで劣化した物も多く
その場合、多少の余裕を見つつ先端部の硬くなったところをカットして廃棄
残った部分を差し込んで、正規の状態に組み戻していきます
他の各部ホースも硬くなってきていましたが

後はエンジンクリーナーと、スチームウォッシャーで
オイルがたれて汚れた部分を洗浄、漏れを確認して完了となります
無事オイル漏れも止まり完了です

FF車の為、フロントタイヤだけが随分減っていたので
今回は同時にタイヤローテーションもして、お渡しいたしました

K様、ありがとうございました
これで10月の車検まで、安心して乗れそうですね

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そして今日はもう1台、オイル交換の車で
こちらは16万キロ超えたホンダのバモスでしたが
車検などは他社様で受けている車両、ウチに来られる以前の
登録当初から6万キロを超えるくらいまでお客様のオイル管理が悪く
1日8キロ走行以下のシビアコンディションの車なのに、
オイル交換は8000~10000キロ毎ととんでもなく使っていたそうです

そのせいで今では、4000kmも乗ればオイルが空っぽになる程(汗)
エンジンの中で、オイルが燃えてしまっている状態ですから
毎回オイル交換とは別に、ペットボトルにオイルを入れて持っていかれます

途中1回足すと、何とか3500キロ位は持つとの事ですが
そろそろ車換えられたほうが、よろしいかもです・・・(*´∀`)つ
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